うつ病で入院する期間はどんな経過をたどるの?

うつ病は発症すれば、なんとな気分が落ち込むような状態から、仕事や家事などの日常生活ができなくなる状態、最悪の場合には自らの命を絶つことまで症状は様々です。

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軽度であれば、通院をしながら治療をしていくことも出来ますが、自殺をしたり摂食障害が起きていたりと、とても通院では対処できない深刻な状態であれば、入院をしながら治療をしていくことになります。
病院で過ごしながら薬の投与やリハビリなどをしていくと、自宅や外出したときに外部から与えられるストレスを感じることなく治療に専念できますし、何か異常があれば医師がすぐに対応してくれるので、良い結果につながりやすくなります。

では、どのような経過をたどっていくのか、簡単にまとめてみましょう。
期間を大きく区分して準備、初期、中期、後期にわけていくと、その間にやることは次のようになります。

病院へ入院する準備

入院が必要になると考えられるときには、まず患者や家族にそのことを説明していきます。その目的と治療内容、退院までの予定、と言った細かい点を説明していくのです。

予定もあるのでいきなりは無理かもしれませんが、状況によっては病院で診てもらって、即日というケースもあります。なお、深刻な状況とはいえ、うつ病での入院は強制ではなく任意ということになります。

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期間は一般的に3ヶ月位となりますが、重度の場合には6ヶ月以上になることも珍しくありません。とはいえ、治療の成果が想定していたよりも出なかったり、問題が起きれば予定されていた期間より長引くこともあります。

そういった説明を受けて、患者が納得すれば治療契約を締結します。この時、家族の同意も必要です。

入院してから初期の段階

まずは、入院するまでに感じていた心身の疲れを取るためにも、薬物治療を行いつつ休ませます。おおよそ病院での生活になれるまでには2週間から3週間程度が見込まれます。

薬の副作用で、倦怠感や眠気が引き起こされることもありますが、休むためにそのことを利用するので、取り立てて心配する事はありません。副作用は治療が上手く効果が出れば、軽減されていきます。

入院中の中期の経過

心を休ませて、薬物治療の効果が出てくれば、症状はだいぶ落ち着きます。ただ油断はできませんから、まだ家に帰る事はできません。とりあえず、状態が良ければ外出、外泊もする事もできますが、数日程度で戻るように言われるでしょう。

ここで注意をしなくてはいけないのは、元の状態に戻ってしまうことです。ですから、心身の状態がどのように変化しているのか慎重に観察しつつ、再発防止策を行っていきます。再発防止として行われるものとして、よく知られているのは認知行動療法です。

認知行動療法とは、物事をどう考えるかというときに、不安や怖れといったマイナスの思考ではなく、希望や挑戦といったプラスに思考にするための訓練です。

カウンセラーとの対話で、設定されたテーマについて、何を考えているのかという問題を「認知」することから、どのような感情が心にあるのか、どのように行動をするのかということを明らかにしていきます。

この流れの中で、何がうつ病特有の悪循環に陥る原因となっているのかを見つけ出し、そのパターンを変えるためにどのような変化をするべきかという答えを見つけ出すのです。

テーマを切り替えつつ、毎日これを繰り繰り返していくことで、徐々に思考に変化があらわれていき、治療が出来るのです。

そして認知行動療法と共に、作業療法や音楽療法などのリハビリが行われていきます。このリハビリは個人ではなく集団療法で行われる事が多いです。

リハビリをしていく中で、集団での付き合い方に慣れていき、どのように対処していけばいいのかを学んでいけます。それに体を使うストレッチなどもありますから、外に出歩かなくなったことで落ちていた体力を回復する事もできます。

入院生活が終わる頃の過ごし方

認知行動療法やリハビリの効果が出てくれば、いよいよ元の暮らしに戻るための準備をしていかなければいけません。外に出た後にどのように生活をしていくのか、考えて行く必要があります。

もちろん、医師が決めるのではなく、患者自身の意思でそれを決める事が重要です。退院をしたからと行って、その経過の中で治療が必要になるわけではないので、通院する日についても決めてしまいます。

仕事をしているからは、職場復帰を考えなければいけないので、リハビリなどをしながら、職場復帰プログラムを行っていきます。病院によってプログラムの内容は異なりますが、規則正しい生活をするために朝から動けるように生活リズムを変えていくことと、パソコンなどの作業をしていき仕事に必要な能力や感覚を取り戻していきます。

このプログラムでも他人との対応が必要となってきます。その内容は患者の同意のもとで職場にも伝えられ、職場復帰をしやすくする下地をつくります。

では仕事をしていない主婦などはどうなるのかというと、例えば料理をするための復帰プログラムなど、その患者に合わせた治療をやっていきます。

うつ病の治療で効果を出す入院生活の方法とは?

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