うつ病で入院を繰り返すのは何故?正しい対応法の紹介

うつ病とは、自分の意に反して気分が落ち込んだり何もやる気が起こらなくなったりする病気です。世間一般では『こころの病気』として認知されていますが大きな間違いです。

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うつ病は脳の病気!?

うつ病は脳の病気、すなわち身体の病気なのです。この誤解によって正しい対処が出来ない場合が多いのが現状です。

うつ病エピソードは波があります。気分が安定している時もあれば、途端に落ち込んでしまう時もあります。この感情をコントロール出来ないのがうつ病であり、うつ病を発症した本人にしか分からないことなのです。精神疾患は目に見える病気ではありませんので。

うつ病の状態が酷くなると憂鬱という気分を通り越して自殺の願望が芽生えます。この自殺の衝動に至る指標は”欲”がバロメーターとなります。下記のような順番で欲が喪失し、自殺の衝動が芽生えるのです。

①出世欲(仕事欲)の喪失
②娯楽欲(趣味など)の喪失
③生活基本欲(食事、睡眠など)の喪失
④生存欲の喪失
⑤自殺

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上記①の段階ではうつ病と自覚できない場合が多く、無理をして②まで進行してしまうケースが多いです。②の状態になって異変に気付き、初めて心療内科で診断を受ける人は多いでしょう。

③~④の段階まで進行すると危険水域です。医師から入院を勧められます。しかし、医師の勧めも無視してそのまま放っておく人も多く、自殺に至ってしまう人も少なくありません。また、うつ病エピソードは波のように繰り返すものですから、①から④の状態を往復して入院を繰り返す人が多いのも事実です。

では、どのようにしたら入院したり退院を繰り返すことなく済むのでしょうか。まず、自分自身が病気に関する知識を身につけ、自らの状態を常に把握できるようにすることから始まります。

前述のように、うつ病を『こころの病気』と思わず身体の病気と思えば、投薬による治療で改善できると前向きになれるはずです。うつ病はもう治らないんだ、と悲観的にならず、ポジティブ思考を持つことが非常に重要なのです。この暗示は効果的です。

うつ病の克服に向けて次に重要なのが、家族の理解です。うつ病エピソードの酷い状態の時は、本人は何も出来ない状態なのです。そこで「何をなまけてるのか」と責めたりしてはいけません。うつ病の状態で何かに取り組むと、余計にうつ病の状態を悪化させてしまうからです。

しかし、目に見えない病気なだけに理解するのは困難なことでしょう。うつ病を発症した本人と一緒に心療内科に行って、医師の説明を聞くことが大切です。そこで気付くことがあるはずです。

仕事よりもお金よりも大切なものがあるのだと。それは本人の命なのだと。そのことを意識していれば、うつ病を発症した本人に無理をさせようと思う気持ちは無くなります。そっと寄り添ってあげるだけでいいのです

具体的には、徹底的に聞き役に回って話を聞いてあげることです。こちらから押し付けるような話し方をしては絶対にいけません。ただ聞いてあげるだけで本人は心が安らぐのです。話したくない時は、そっと見守ることに徹しましょう。過度のお節介は禁物です。

これもうつ病を患っている本人からすればプレッシャー以外の何物でもないわけですから。兎に角、空気のような存在となること、これが重要です。

うつ病を患っている本人がするべきことは、ちゃんと定期的に心療内科に通って薬を処方してもらう事です。まず、心療内科の選び方ですが、メンタルの病気ですので、医師との相性がとても重要です。

繰り返すことを防ぐに相性の良い人に相談を!

自分に合った心療内科を選んだ人とそうでない人とは、うつ病の回復具合に大きな差が生じます。必ず、自分に合った医師が見つかるまで病院を探しましょう。では、どのような医師が理想的かと申しますと、カウンセリング能力に長けており、病気・薬に対する知識が豊富であることです。

一見当たり前のことのようですが、これらが揃った医師を見つけるのはなかなか難しいのが現状です。我が国では精神病理学はまだまだ発展途上ですので。自分に合う医師に出会うことが出来たら、その医師の指示どおりに薬を服用しましょう。

決して自分の判断で勝手に薬を止めてはいけません。うつ病は主に抗うつ剤と気分安定剤が処方されます。これらは、自殺の衝動に至る段階で記載した②程度で食い止めてくれる薬ですので、気分が良くなったと思っても、それはあくまで薬でそうなっているだけですので、服用の中断は禁物です。

薬を飲んだり止めたりしていますと、①~④の状態を往復することになりますので、入退院を繰り返すことになります。

病院で診察を受ける際は、必ず言いたい事は溜めずに全て医師に言いましょう。溜めるということはストレスに繋がり、うつ病の状態を悪化させる要因となります。

逆に、うつ病エピソードに入っている時に人の話を聞くことはストレスになりますので、うつ病の状態をさらに悪化させます。良心的な医師なら、その辺りを配慮して聞き役に徹してくれますので、とにかく話したいことを全て喋ることです。これだけでもかなりの効果が期待できます。

うつ病は繰り返す可能性のある病気です。最悪の場合、自殺に至ることもあります。上述のことを留意して治療に取り組めば、病院の入退院を繰り返すことなく自宅療養することが可能でしょう。

うつ病を早く克服するのに入院は有効か?

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