軽度のうつ病でも入院は出来るの?メリットとデメリットは?

近年では誰もがその病気になる可能性があるということが広く知られるようになったうつ病ですが、患者数が増加した現在でもその治療の中心は軽度の場合は特に病院へ入院するよりは外来での治療となっています。

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軽度のうつ病の症状の場合、週に一回程度病院にかかって投薬を受けたり、カウンセリングなどを利用するのが一般的であると言えます。後は自宅でゆっくりと休養をするのが最も重要であると考えるケースが非常に多いと言えます。

中には仕事を継続しながら病院受診を続けるケースも多く、本当の意味での重症うつ病患者ではない軽度の患者が増加傾向にある現代社会の仕組みであると言えます。

そのため入院での治療を必要とするのは相当の重症例であり、そのままでは自殺のリスクがあるなどの場合に限られるというイメージを持っている人もいるのです。その様な認識はある意味では正しいものであると言えますが、最近ではその枠組みに入らない様々な考え方が生まれてきています。

現実的に客観的には軽度のうつ病の症状であっても入院治療に踏み切るケースが存在しています。それは治療方針によるものである場合もありますが、ストレスフルな日常から離れてゆっくりと休息をとるためには入院をして病院で過ごすのが最も良いという状況にある人の場合です。

身体の病気であっても生活習慣を身に付けるための教育目的での入院が存在していますが、ちょうど同じようにしっかりと心と体を休めるための時間を確保するために必要であると考える場合もあるのです。

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軽度でも必ず自宅療養が良いとは限らない!

誰しも自宅であればゆっくりできるという前提で物を考える場合もありますが、必ずしも自宅がゆっくりできる場所であるとは限りません。中には自宅にいるということが大きな焦りを生んでしまう場合もありますので、休息の場としては必ずしも適切であるとは言えないのです。

この様な場合には自宅療養よりも日常生活から切り離される病院での生活が治療上有効である場合もあるのです。軽度のうつ病患者にとってメリットがあるとすれば、このような条件を満たした場合であると言えるでしょう。

自殺企図が生じているような重症患者が優先されるのは当然のことですので、ベッドに空きがある状況下での対応となる点については理解しておくことが求められますが、希望をすればこの様な仕組みを利用することもできないわけではありません。

入院のデメリットとは?

しかしながら軽度のうつ病の症状で入院する場合にはいくつかのデメリットもありますので理解しておく必要があります。まずは非常に大きなお金が必要になるのが一般的であるということです。

病院へ入院して生活するというイメージで軽く考えていると、その治療費に驚かされることになります。健康保険の適用対象になったとしても自己負担分の3割を支払う義務が生じますし、その入院している期間は仕事を休まざるを得なくなりますので収入面でも不安を抱えることになります。

在宅での通院治療であれば仕事を行いながら治療を受けることもできるのですが、入院治療を選択した場合には仕事を継続することはまず不可能になりますし、費用を何とか捻出しなければなりませんので家計への負担も非常に大きなものになります。

そのことが新しい心的負荷につながる可能性があるため、必ずしも気軽に選択することが出来る方法ではないのです。軽度の症状でこの種の治療を希望する場合、得ることの出来るメリットが無いわけではありませんが、代わりに支払うことになる代償がどの程度のものになるのかをしっかりと見極めてから選択するようにする姿勢がとても重要であると考えられます。後からこんなはずではなかったとならないように様々な社会的なサポートについても検討しておくことが大切になります。

お金に関してはいくつかの方法が検討可能ですので専門家を通じて相談するのも一つの方法です。ある程度の規模の病院であれば生活上の心配事の相談に追うしてくれるソーシャルワーカーを設置しているケースが少なくありません。

利用することの出来る社会資源があればサポートをしてくれますので一度は相談をしてみるべきです。例えば治療費が高額になってしまい支払うことが困難な場合には高額療養費の申請をすることで負担を軽減することが出来る場合もあります。あるいは社会保険の仕組みの一つである傷病手当金の申請を行うのも一つの方法です。

これらは社会の仕組みを活用する方法であり、一定の制限付きで誰もが利用することの出来る制度です。この様な仕組みについてもしっかりと学んでおくことで、いざという時に助けになる場合もあります。

しかしながらこの様な手続きは決して簡単なものではありませんので非常に手間がかかります。軽度のうつ病の治療のためにここまで行う必要があると考えるかどうかはケースバイケースですので、その様な認識を持っておくべきであると言えます。

あくまでも重度ではないうつ病治療は通院治療がスタンダードなものであると考えておくべきですし、もしも自宅を離れての治療が必要という場合も、医師の判断に沿う形で行うのが良いでしょう。

うつ病を悪化させる原因はこんなことだった!入院した方が解決が早いかも!

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