仕事うつになるのは対人恐怖症が原因かも!その症状と解決法とは?

うつ病を患ってしまうのには様々な原因がありますが、仕事のストレスによることでうつ病の病状が起きてしまう仕事うつの場合、職場の殺伐とした人間関係や仕事の量が多すぎるなど重責などによって患ってしまうことがあります。しかし、なかにはそういった原因ではなく、対人恐怖症が原因である場合があるのです。

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対人恐怖症とは具体的にどんな感じなの?

対人恐怖症は、自分の言動や振る舞いが相手に良くない印象を与えてしまうことを極端に恐れ、他人に対して心を開くことが出来なくなって人間関係にひびが入るという支障をきたしてしまうという病気で、近年では社会不安障害という名称で呼ばれることもあります。

国際的には日本人に多いとされていて、海外では日本人ならではの「恥」の文化が影響していると言われています。また、日本人の中でも特に女性に多いという調査結果が出ていて、女性は男性に比べて2倍の患者数がいるとも言われているそうです。

その理由は、女性は就職して社会に出ることや結婚して相手の家庭に入ること、さらに出産を経験し子どもを持つ母としてのコミュニティを作るといった新しい社会に溶け込む機会が多いからです。

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社会的な活動はときに苦痛を伴い、その結果として病気を引き起こしてしまうことが十分にあり得ます。また、対人恐怖症の発症は個人の性格による面も大きいとされています。神経質で繊細、几帳面、さらに完璧主義という性格の場合は自分の理想通りに物事が進まないと他人から認めてもらえないと考えてしまう傾向にあります。

自意識が高い場合も同様で、さらに内気だったり自己主張が苦手というおとなしい性格をしている人が対人恐怖症になりやすい性格なのです。

対人恐怖症の症状は、軽度のものでは人前に出ると緊張したり意味も無く不安感を覚えるといった程度で他人から見れば病気になっていることが分からないほどです。

しかし、重度の対人恐怖症になると熱がある時のように顔が真っ赤になり、運動をした時よりも多くの汗をかきます。ほかにも目が泳いだり手足が震えるといった外見上の変化が出ると同時に言葉が上手く出てこなくなりどもってしまうようになるのです。

こういったことが起きると他人からは異様なものに見えてしまい、本人もそのことを分かっているのでさらに顔が赤くなったり汗をかくという悪循環に陥ってしまいます。

また、こういった症状が出ていなくても、様々な場面で予兆があるかどうかを判断することができます。職場の新しい部署や新しいプロジェクトチームにいるときに自分以外のメンバーが仲良くしているように見えて自分だけが孤立しているように感じることや、チームのメンバーとどう接して良いのかが分からないという人は対人恐怖症の傾向があります。

また、人前で研究発表やプレゼンテーションを行うときに顔が赤くなり、発表をすることに対して緊張しているのではなく顔が赤くなっていること自体が恥ずかしいことや、発表時において読むべき資料があるのに何をして良いか分からなくなり頭の中が真っ白になることも予兆として挙げられます。

さらに、人に見られていることを過剰に意識してしまい、人前で字を書くときに手が震えてまともに文字を書けなくなってしまったり、町中を歩いているだけでも周囲の視線が自分に集中しているように感じられたり、食事をしているときに注目が集まっていると勘違いして手が動かなくなってしまうということが継続的に起こると症状が発症する可能性があります。

対人恐怖症を解消する方法とは?

対人恐怖症を解決する方法は複数あります。まず、症状が軽い場合は環境に慣れるという方法です。発表やプレゼンテーションを行うときに顔が赤くなったり、頭の中が真っ白になるというのは人前で発表をすることに慣れていないことが原因の一つです。

チームメンバーのなかで孤立しているように感じるのも同様で、その環境に入って間もないことが知らず知らずのうちに緊張感を生み出してしまっています。

発表を何度も経験したり、そのグループに入って月日が経てばその場にいることが当然だと意識できるようになり、症状は起こりにくくなります。

また、人前で字を書けなかったり注目を集めているように感じてしまうのは、自意識が過剰すぎるということを自分に言い聞かせ、周囲の人は自分に注目するほど暇ではないと自分を説得させるのも良い方法です。

そういったことで治らない場合は、病院で治療を受けることも可能です。精神科を訪ね、自身の状況を包み隠さず話すことで適切な薬を処方してもらえます。

うつ病の薬や精神安定剤が処方されるので、服用しておけば症状が出ることを抑えることができるのです。しかし、薬物療法は一時的なものでしかなく、根本的に治療をするにはカウンセリングを繰り返すなどの心理療法を受け、精神的な面から治療を行うことが必要になります。

仕事うつは仕事量の多さや対人関係のストレスに関することが原因で発症すると考えられがちですが、原因は対人恐怖症であることも少なくありません。自身が置かれている状況を客観的に見て、原因が何であるかを把握することは非常に重要です。原因が分かれば治療に移ることが可能になるのです。

自分自身の体験談

自分の体験ではうつ病を闘病中の平成17年の秋に自律神経失調の症状が併せて出てきてその影響から上に書いたような対人恐怖の症状も出てきたことを覚えています。

全身が緊張して歩くのにも足を引きづったり字を書くのにも震えから簡単な字も書けなくなりどもりも酷く「おはよう」「こんにちは」等の単語すら言い切るのに苦労していました。

本当に体験してみないと分からないもので科呼吸も起こったりして救急車を呼んだこともありました。

経験から伝えておきたいことは感情の我慢はなるべくしないでほしいです。日本人の気質で素直に辛い、苦しい、弱音を吐くことは良いとされていない傾向がありますが、そのようなことを長期的に続けていては心身が疲弊していくのは当然のことです。

辛い時は正直に苦しいと吐いてしまったほうが結果的に楽になるスピードも速いですので我慢癖がないか自分自身と一度向き合ってみてください。

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