高齢者の仮面うつ病の症状とオススメの対処法!

うつ病にも色々なタイプがあって分け方も複数ありますが、その中のひとつに「仮面うつ病」と言われているものがあります。高齢者の方は特にどのようなことに気をつけたら良いのでしょうか?

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仮面うつ病とは?

「仮面うつ病」という病気を知っていますか。この病気は、うつ病の一種なのですが、典型的なうつ病とは少し異なる症状が現れます。例えば、典型的なうつ病では、気分の落ち込みや憂鬱などの精神症状が主に現れます。

しかし仮面うつ病では、このような精神症状がほどんど現れません。また、現れたとしてもごくわずかしか現れないのです。その代わり、「頭が痛い」「だるさがとれない」「お腹が痛い」など身体症状の訴えが全面に出てくるのが、この病気の最大の特徴です。

ですから、このタイプのうつ病は、一見すると内科の病気のようにも見えるのですが、内科にかかって治療をしても改善しない場合が多いのです。

そこで初めてうつ病の可能性が疑われ、やっと心療内科での治療に至るというケースも少なくありません。このように、うつ病であるにもかかわらず、見落とされてしまうことが多いのが、この仮面うつ病です。

あたかも身体症状という仮面の後ろに、うつ病が隠されているように見えるため、仮面うつ病という病名がつきました。そして最近、高齢者の方に、このような仮面うつ病が増えているといいます。一体どうして、高齢者の方にこの病気が起こりやすいのでしょうか。

仮面うつ病になりやすい性格としては、責任感が強く、几帳面でまじめな性格があげられます。また、根性で何とかしようとする頑張り屋さんだったり、我慢強い人、辛抱強い人も、この病気になりやすい性格だと言われています。

高齢者の方は、戦時中や戦後の、まだ日本が貧しかった昭和の時代を生き抜いてきた方たちですから、自分自身に対して、大変厳しい方が多いのが特徴です

ですから、気分が落ち込んでしまったり、やる気が起きなくなってしまったことが、たとえ病気が原因であったとしても、そういう自分は弱い自分、ダメな自分として、うつ病の症状を呈する自分自身を認めることができません。

うつ病は根性で克服は困難です!

高齢者の方は特に、怠け心は、根性で克服しなければならない、根性さえあれば何とかなる、という思い込みが強いからです。そのため、そのような高齢者の方が望ましくないと考えるうつ病の精神症状は、抑圧され、心の中の奥深くに押し込まれ、しまいこまれてしまいます。

しかしそのように、うつ病の自分を否定しても、うつ病の辛さは消えてなくなるわけではありません。そのため、そのような精神的な辛さが、「頭が痛い」や「胃がムカムカする」などの身体症状に置き換えらえて表現されるようになるのです。ですから、高齢者の方は、仮面うつ病の症状を呈することが多いのです。

仮面うつ病の症状は?

次に、仮面うつ病の症状について説明します。この病気の身体症状は、体の様々な場所に起こります。疲れやすい、倦怠感を感じるなどの全身症状から、食欲がない、吐き気がする、お腹が痛い、下痢が止まらない、胃がムカムカするなどの消化器の症状、めまいや耳鳴りなどの耳鼻科症状、口の渇きや味覚障害などの口の中の症状、肩や首がこる、腰が痛いなどの整形外科的な症状、頭痛などの脳外科的な症状、頻尿やインポテンツなどの泌尿器科の症状、月経不順などの婦人科症状など、人により多彩な症状を訴えます。

ですから、まずは内科や整形外科などの症状に関係する診療科を受診することになります。しかし、例えば消化器の病気の人ならば、お腹が痛くて、下痢が止まらないなど、症状に統一性があるのが特徴です。

しかしその一方で、仮面うつの方の訴えは、お腹が痛くて、めまいがするなど、統一性がないのが特徴です。家族などの身近な高齢の方が、そのように統一性のない訴えをするのならば、一度心療内科のお医者さんに相談してみることをおすすめします。

では、このような高齢者の方の仮面うつ病に、私たちはどのように対処していけばよいでしょうか。まず第一に、このような高齢の方に、ご自分がうつ病であることを認めさせるのは大変困難なことです。

ですから、心療内科に連れていくのも、家族にとっては一苦労なのではないでしょうか。そのようなときは、無理にうつ病を認めさせるのではなく、つらい症状が少しでも楽になるように、お医者さんに診てもらいましょうなど、うつ病かどうかということよりも、心配している気持ちや、つらさを少しでも軽くしてあげたいという、ご家族の率直な気持ちを伝えた上で、通院をすすめてみるのがよいのではないでしょうか。

高齢者の方も、最初は頑なに拒否なさるかもしれません。しかし、時間をかけて何度も気持ちを伝えることで、心が次第に動き、受診につながることもありますので、ご家族の方は、あきらめずに、ご自分の心配な気持ちを伝え続けていくとよいでしょう。

また、うつ病についての正しい理解も、ご本人の通院を後押しするきっかけになるかもしれません。うつ病は心の弱い、特別な人がかかる病気ではなく、むしろ我慢づよく、頑張り屋さんの人がなりやすいこと。また、こころの風邪といわれるように、誰でもかかりうる病気だということ。そのようなことをさりげなく伝えながら、辛抱強く受診につなげていけたらよいですね。

仮面うつ病

この名前を全く初めて聞く方にとっては、どんなうつ病なのかちょっと想像がつきにくいかもしれません。

仮面うつ病とは分かりやすく言えば「仮面をかぶっているような他の症状が先に見えて、本来のうつ病の症状が分かりにくくなっている症状がうつ病」です。根本はうつ病なのですが、まわりから見ると、うつ病のように見えず何か他の疾患であろうと見えやすく、他の病気だと間違われて診断される可能性の高い症状です。

安易に自分で見極めてしまわずに必ず専門家へ相談だけでもしてみる事がとても重要です。

正直に症状を話してみる事で心理的にもかなり楽になるものです

そもそもどうして仮面うつ病がなぜ生じるのか、どんな方そのような対象になりやすいのか、そして仮面うつ病であることを見分けるにはどんなことに注意すればいいのでしょうか?

仮面うつ病は、うつ病の症状がハッキリとは見えず、他の症状が際立ってしまうので、パッと見ではうつ病ではないような印象を与えます。

診察をしっかりしてもらって、患者さんの話を丁寧に親身に聞いていくと、真実としてうつ病症状も存在していることが見えてきます。

 

その症状!仮面うつ病かも チェック方法はこちら

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