今の学校指導がおかしいと言われるのは何故?

これまで長年にわたって学校で生徒に行われてきた指導に対しおかしいという声が増加傾向にあり、特に従来の指導方針の元で授業を受けた子供が成長し親となって、現代の情報化した進化が早い社会で活躍している親世代が大きな声を上げています。

元々学校の役割って何なのか?

元々、学校の役割というのは将来社会に出る子供達が社会人となって社会に出た際、困る事がないように学びを深めたり基礎作りをして色んな経験をする場ですが、目まぐるしく社会が早く変化しているのにも関わらず教育の場では取り分けて対応するような変化が起こっていないため、今日のようにおかしいという声がはっきり出ている理由です。

そもそも、学校において子供達は常に集団で行動するように指導されている上に、集団での行動はその都度鳴らされるチャイム音によってコントロールされています。

そのように集団で行動しつつチャイム音によって切り替えを行いながら、登校後は下校時まで自分の席に座って教科書を手にしながら板書をしたり問題を解いていき、その間は休み時間を除いてクラスメートと私語を交わす事は禁じられています。

このように教育機関では言われた事やチャイム音などに正確に従う事が最も重要視されており、産業が著しく向上していた時代の工場労働者においては非常に重要性が高い事でした。

その理由は産業が向上していた時代の工場労働者にとっては、指示通りに正確に手を動かして仕事に従事する事がより一層産業を発展させて成功を収めるために必要であったためです。

先人達が指示に沿って産業を発展させた事により、現代の豊かで利便性が高い社会が実現されましたが、産業が完成形になった事で続いて人々に求められるようになったのは、コミュニケーション能力やアイディア力などのクリエイティブな力です。

昔の学校指導では今は通用しないの?

クリエイティブな能力は固定概念に左右されない自由な発想により生まれるものなので、産業を発展させて軌道に乗せる事が出来た従来の教育指導とは異なる視点からアプローチを行わなければならないため、時代との差異によりおかしいと言われている理由です。

また、おかしいと指摘される際には勉強自体も指摘の対象になる事例が多く、中でも子供の頃に学習を行ったのにも関わらず大人になってから活かせない方が多いのは、学習の本質ではない事が関係しています。

学校で行われる勉強は教科書などに記載されている内容や、先生が口頭で説明しながら板書していく内容を丸暗記していく事例が多いので、一時的には記憶するものの定着させて得た内容を適材適所で使用する事が難しいものです。

こうした定期的に行われる試験を目的にして丸暗記していき、試験が終了した後は多くの事柄を忘れてしまって、再び次の試験で範囲になる事柄を丸暗記するという勉強の仕方を繰り返していくため、最終的に記憶していく内容が少ないですし学んだ事柄を自身の中に蓄積して活かすといった能力も育まれなくなります。

海外の学校教育はどんな雰囲気か

そして、次々と変化している海外の教育機関に比べると小学校など同じ段階でも大きな差が生じている点としてあるのが、子供達が自らの考えを持って行動する自主性に関してです。

海外では義務教育の頃から大学のように自らが時間割を組むといった時間や行動の管理を行う事が珍しくないですが、日本においては現代も1時間ずつ教科が決められており、1週間前に配布された時間割を元にして行動していきます。

 

予め決められた時間割通りにきっちりと行動する事は、産業が発展段階にあった時代には円滑に業務を行うための基本として重要ですが、現代の社会では重要な任務を任された際に行うべき事と期日を自らが予想し定めるというタイムマネジメントが重要です。

既に完成形にあるスケジュールに沿って動いていく事は時間を守れる人として成長する事は出来るものの、自らのタイムマネジメント能力やクリエイティブな能力の育成には繋げる事が困難なので、今日では従来のように教育機関側が定めた時間割を元にし勉強に励んでいく様子は珍しい光景になっています。

つまり、今の学校指導がおかしいと言われる理由は総括的に個々に目が向けられておらず、大きな組織を1つとして扱い教育している様子によるものですがパソコンやインターネット、タブレット端末など授業に役立つデバイスが増加傾向にあっても導入率がそう高くなく、個人差がある多種多様な学び方に対応していない様子も挙げられます。

子供や大人に限らず人は習得するために要する時間や相性が良い学び方などが異なり、教科書などの紙媒体を使用して勉強した方が学びが深められる方がいる一方、映像で説明を目にしたりキーワードを元にしてインターネットで情報収集を行い、学びを深めていく事を得意としている方もいます。

他にも、先生とマンツーマンで指導して頂く事が最も相性が良い方もいるのですが、日本の教育機関では1つのクラスに1人の先生が担任するという方式が行われているため、マンツーマンで教えてあげるハードルが高いのが実情です。

グローバルな視点でおかしいとされている点や、教育に関する事柄を全体的に見直し組み立て直す事により世界に通用する現代的な考えを有した子供が育てられます。

自分の経験から学校がおかしいと思う理由

自分自身も学生の頃から学校のやり方には疑問をもっていました。何故、皆が同じことをしないといけないのかという疑問が一番大きかったです。

確かに苦手な事にチャレンジすることも時には大事だと思いますが得意な事をより伸ばす方向でやったほうが良いのにと思っていましたね。

特徴のないコピー人間が増えてしまうだけだろうといつも感じていました。

何でも出来るバランスの良い人間を育てることが良いとされていたのでしょうか。

自分の性格からいえば個人指導をもっと徹底してほしかったというのがあります。

集団だと理解の差がはっきり出てしまうのでついていけない時には非常に苦しかったことを覚えています。

単純に質問したいことがあってもしにくい空気もあったのもあります。

これからはもっと個人個人に注目して一人一人としっかり向き合って能力に合ったことを伸ばす教育になってくれたら嬉しく思います。