老人性うつ病と妄想が増えたことは関係あるの??

老人性うつ病と妄想することが最近増えてきたことは関係があるのでしょうか?一概に関係があるとは言い切れるものではありませんが妄想も程度次第で老人性うつ病の可能性もあるのでどんな点に注目したら良いのか身の回りの体験も踏まえて書いてみたいと思います。

老人性うつ病になると妄想も増えやすいので、そのような場合には関連性が強いと言えます。

老人性うつ病は認知症と違うの??

定年退職して今まで忙しかった人も急に暇な時間が増えてくると何をして良いか分からず平凡な日々が増えると妄想が増えるというのは珍しいものではなく、さまざまな原因で言動がおかしくなることは少なくありません。

例えば、最も多くの人が妄想することが多いこととして真っ先にイメージしやすいものとしては認知症が挙げられ、認知症になるとありもしないことをさも実際に経験したかのような妄想や言動をすることが増えたりします。

認知症を患うと多いのが物を盗まれたと思いこんで妄想してしまうものであり、これが認知症における特徴となります。

それに対して老人性うつ病の妄想の場合には、病気で死んでしまうのではないかと思ったり、貧困に苦しむのではないかと不安を持つ、更には過剰な罪悪感を持って悪い方へ悪い方へと妄想してしまうというのが特徴となっています。

気をつけないといけない点としてはこのような妄想や言動をするようになったからといって必ずしも老人性うつ病を発症しているとは限らず、誰でも年を取って老いてくれば誰もが多少は思い当たることであるため、たまに妄想してしまうといってもすぐに決めつけるのではなくて病的に深く思い悩むようになったらうつ病の可能性があると考えることです。

歳を取れば誰でも体が弱ってきますから健康面で不安が出てくるものであり、ちょっとしたことでも重病になったのではと心配するのはおかしなことではなく健康に気を使っている人なら誰でも考えることだと思います。

不況で誰しもお金に余裕がない時代だけに稼ぐすべがない高齢者が貧困のことを心配するのは変なことではありませんし、若い時と違って何でも出来るわけではありませんから周りの手を借りることが増えそれに対して迷惑をかけていると思ってしまうのも不思議なことではありません。

これらの妄想や言動が行き過ぎてしまって自らを追い込んでしまったり、あるいは周りを巻き込んだりすると老人性うつ病になっている可能性は十分に考えられると言えます。

妄想ではなくて単純に老化の影響も考えられ、病気ではなかったとしても歳を取れば脳が老化をしますからありもしないことを考え妄想するようになることは珍しいことではなく、この場合には自然現象と言えるでしょう。

生物は必ず老化をするものであり、体のあちこちが弱ってきます。
これは人間も例外ではなく、特に感情をあらわすことが出来る分だけ衰えも顕著となります。

高齢になって妄想することが増え言動がおかしくなってきた時には、老化とうつ病を混同しないであまりにおかしいようであれば、病院で検査をしてもらうことが大切です。

せん妄と呼ばれる症状もあり、薬の影響やあるいは脳の疾患によって発症することもあります。
高齢者はさまざまな持病を持っていることが多く治療のために薬を内服することになりますが、その影響によってせん妄が起こることがあります。

更に脳卒中や脳炎、電解質の異常に腎不全や癌が影響で起こることもありますし、インフルエンザによってせん妄の症状があらわれることもあるため妄想の原因というのは無数に考えられるのです。

そして、老人性うつ病も同様にありもしないことや決して現実的ではないことを妄想し考えるようになったり、言い出したりする病気であるため妄想が増えることと関係はあると言えるでしょう。

特にどんどんネガティブな方向で妄想し考えてしまう病気ですから、様子がおかしくなってきた時にはうつ病の可能性も考慮するのは早期治療の観点から悪いことではありません。

高齢者の場合、どうしてもうつ病になってしまったと考えるよりも認知症ではないかという疑いが強くなってしまいますから、見逃されがちですが進行してうつ病になることもあるということを理解しておけば、病気を見逃さずに早めに治療をすることが出来ます。

このように高齢者の言動がおかしくなってくる理由というのはいくつも考えられるので、ひとつの出来事だけで老人性うつ病と決めつけることは出来ません。

逆に老人性うつ病ではないと言い切ることも出来ませんから、妄想が増えたなど様子がおかしくなってきた時には様々な可能性を考慮して早めに適切な対処をすることが大切です。

単なる老化でうつ病なんかとは自分は関係ないと決めつけてしまったり、認知症だと思って検査をして認知症ではなかった場合に安心しきって老人性うつ病の可能性を見過ごしてしまうのは危険ですし、うつ病だと決めつけてそれ以外の病気の可能性を見過ごしてしまうのも問題です。

大事なことは少しでもおかしいと感じた時には、医療機関で診てもらってあらゆる可能性を考慮して問題がないかを確認してもらうことになります。

すぐに薬をもらうということではなく専門家に相談するという行動をとることが大事だと思います。

素人判断で異常がある無いを決めつけてしまうのが大変危険なものであり、特に高齢者の場合には取り返しのつかない事態になってしまうこともありますから注意をしましょう。

早めに診察を受けて問題がないことが分かればそれで安心をすることが出来ますし、老人性うつ病であることが分かれば早めの治療や対策をすることが出来るので最悪の事態になるのを未然に防ぐことが出来ます。

老人性うつ病と妄想が増えることに関係はあったとしても、それが必ずしもイコールでつながるわけではないので気になることがあった時には医者に診てもらい正確な診断をしてもらうのが一番です。

老人性うつ病について自分の思いと考え

自分の身の回りの知りあいの高齢者の方でも一見して普通に見えても実はうつ病だったという人も複数いらっしゃいますがいずれも共通していたのが定年退職して自由な時間がたっぷりありすぎて趣味などもなく考え込む時間が増えていた事でした。

サラリーマン時代は意識が目の前の仕事に向いてますが定年退職して自由になってしまうと何をして良いか分からないという人も多いのではないでしょうか?

老人性うつ病を予防する意味でも仕事以外の趣味や人間関係の幅をたくさん持っておくことは本当に大事なことだと思います。

サラリーマン生活が長いと引退してからでも会社時代に上の重要なポジションにいたプライドが邪魔をして人とコミュニケーションをとることが困難な人もたくさんいらっしゃいましたね。

もっと気楽に笑顔で喋ればこちらも気分が良いのにとよく思っていました。打ち解ければ普通に喋れる人もいらっしゃいますけどね。

会社員時代の複雑な人付き合いが原因でのストレスからは解放されますが、しかし、この退職するタイミングが自分の思い通りにいかなかったりしたりただの強制退職のような感じだと気分も悪く非常に大きなストレスになるのでその部分は非常に気の毒にも思うのでなかなか難しいとも思います。

仕事以外でも身内に不幸が起きたり家族内に病気の人がいれば、自分の場合でもそうでしたが非常に家庭の雰囲気が重くなって気が晴れない日が続いて辛かったことをはっきり覚えています。

自分がうつ病を経験して色んな人の話を聞いてみて気づいたこととして完璧主義は止めて笑う機会を増やすこと!

これが本当に簡単そうで大事なことだと気づかされました。

真面目で熱心なのも日本人ならでは美徳かもしれませんがそれでは自分がいつかつぶれてしまいます。

自分が失敗してきたので皆さんには自分のような時間を過ごしてほしくないのでストレスがかかった時には正直に吐いてため込まないようにしてほしいですね。

年を取ってくると新しいことをするのも億劫になるかもしれませんが脳の活性化のためにも年代の若い人とも意識的に交流する機会を増やしたりして新鮮な毎日を送ってほしいですね。

自分自身の失敗として一人で抱え込みすぎて人を頼る、相談するということをしてこなかったという点があります。

うつ病を克服して気づいたのはたかだか人間は一人での能力などそう高いものではなく一人で何でもかんでもするのは不可能に近いし一人で頑張ったところで何か偉いわけでもないということを学びましたね。