老人性うつ病の方への良い接し方と悪い接し方とは?

病名の中にうつ病という言葉があるのでサラリーマンなどが見舞われる一般的な症状と同じように感じられますが、実際は似て非なるものであり通常は人間関係や業務のプレッシャーが起因になるのに対し、老人性うつ病の場合は環境変化や喪失感が関わります。

年代が若くなるほど喪失感がイメージし難いですが高齢者ならではの感情であり配偶者が居なくなってしまったり子供の独立、ペットとの別れが挙げられます。

退職して自由になることも老人性うつ病に注意!

環境については定年退職しそれまで忙しく働いていた日々から一転して家で過ごすようになる関与し、息子や娘が結婚して実家を出て行くタイミングとも重なりやすいためストレスを覚えてうつ症状が出てきます。

通常ならプレッシャーから解放したり苦手な人物と距離を置くために休ませるのが最善策ですが、老人性うつ病は接し方として過剰な休息を与えてはなりません。

年齢によって気力と体力が落ち込んでいる最中に終日休ませてしまうと些細な用事や日常生活すら完了させられなくなり、ベッドから起き上がらなくなったり認知症を引き起こす事例もあります。

周囲の方々の中に落ち込みやすくて一人になると気持ちが楽になると感じている人が居る時は、特に逆効果の応対をしてしまいそうになるので気をつけましょう。

そこで意識すべきなのは老人性うつ病に優れた接し方なのですが、しっかり休んでしまうと体力に限らずメンタルも塞ぎ込むのでスタミナをキープさせつつ予防し改善を図るようにします。

色々なアプローチがある中で何かを買い揃えたり負担にならず、今すぐ手軽に開始できるのが散歩です。
周りの人達があまり外に出ていないように感じたら手が空いている方

などが外に連れ出すようにして、できれば森や林といった木々や植物が豊かな所まで歩きましょう。
ただし、自然に恵まれているとは言っても毎回同じ道筋ばかりを歩いたり目的地を同一にしてしまうのは良くないので、時には地元から離れた所までドライブに出かけてみるのも良いです。

列車などの公共交通機関は周囲のお客様の迷惑になってしまう心配があるので、プライベートが保てて気兼ねなく移動可能な自家用車が適しています。

スケジュールに余裕があると宿泊したくなるものの、老人性うつ病の方にとって過ごす場が変わってしまうのは病状を進行させる引き金になることもあるので、行き帰りを含めて余裕を持って日帰り可能な所にされたほうが良いように思います。

やはり車に乗って向かう先も人口が多い都市部ではなく、自然が溢れていて森林浴が出来るスポットであるべきで雨の日は避けるようにします。

雨が降るという事は灰色の重たい雲が頭上にあるので気分が落ち込みやすいですし、太陽の光によって脳内に分泌されるセロトニンが放出されにくいためです。

毎日、何気なく浴びている太陽の光ですが実は人体の心と体を健やかにするには欠かせない役割を果たしており、幸福感に満たされるのみならず体内時計が整うようになるので老人性うつ病に見られやすい深夜に起床したり意味もなく動き回ったり昼間に寝続ける事がなくなります。

また中にはどれほど心地良い気候であっても外出するのが心理的に負担になる人もいらっしゃるため、室内でも行える趣味を持たせてあげるのも有用性が高いです。

人からこれが良いよと勧められたことを無理やりするのではなく、本人が心の底から夢中になって楽しそうにしている事柄がより良いですが、元来物事に関心が薄い人であるのならできるだけ五感を使うものや脳に刺激となる遊びを教えてあげます。

取り分けて優れているのは頭を働かせる事柄や発声する様子、友人関係が新たに構築しやすいシチュエーションとなり生きがいとして気持ちの支えになる趣味です。

つまり、老人性うつ病は家族の支えは必要不可欠であるもののあまり近い距離でお世話をし過ぎずにできるだけ社会に出してあげるような接し方をするようにしてください。

自分が感じた年配の方への対応

年配の方でうつ病を患っている方と話す機会もありましたが治りにくい方の特徴として会社勤務時代に高いポジションにいたせいかプライドが高い方が多い印象をうけることがありました。

自分の考えに固執して人の話を素直に聞けないとか思い通りにならないとカッとなりやす人もいらっしゃいました。

仕事ばかりで何年も来てるので急に穏やかになるというのも難しいのも分かります。

接し方としてはやはり「聞き役」に回ってあげることからスタートすると案外コミュニケーションがとりやすいと思います。

一旦、言い分を受け入れて「そうですよね」と共感してあげると本人が喜ぶので自分から進んで喋りかけてくれたり人の手伝いを進んでやるようになったりします。

人間はいつになっても人から認めてもらいたいという欲求があるので上手にそれを利用すれば案外うまくいくことも多いのでいきなり相手を全否定するのではなく一旦共感してみるのもありです。

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