高木美保さんは農業でうつ病を克服できた!現在の旦那さんはどんな方?

うつ病を患って悩んでいる芸能人は意外にも多いと言われていますが、高木美保さんもうつ病の症状に悩まされて長期間苦しみと闘われた芸能人の一人です。女優として活躍し、バラエティー番組や情報番組のコメンテーターとして活動している姿を見る限りでは、とても快活に過ごされているようですが、実は生活を大きく変えることで見事にうつ病を克服したという経験を持っています。

現在の旦那さんの協力もあったことでしょう。

1962年に誕生された高木美保さんは、1984年の映画出演をきっかけに女優デビューを果たしました。1988年には、海外の小説をベースにして作られた昼ドラの主役に抜擢されました。

このドラマは昭和の初めから戦後を舞台に描いた華族の女性と平民の男性の愛憎物語で、高木美保さんは、フランス生まれで気位が高く、勝気な華族の娘を熱演しました。このドラマはとても好評で、翌年にできた続編も引き続き主役を演じることになりました。

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ドラマは大成功でしたが、彼女の中で芝居で演じている役柄と本当の自分とのギャップに違和感を覚え、そのストレスは彼女が考えている以上に大きくなっていました。

うつ病になる前兆はどんなことが?

具体的な症状が出たのは電車に乗っていた時で、パニック発作を起こしたことが引き金となり、症状はどんどんひどくなっていきました。

今でも十分に認知されているとは言い難いパニック障害は、当時はさらに一般的ではなかったので、症状が出ても自分が病気になっているという自覚はなかったそうです。

そのためおかしな症状が出ていることを家族や友人に隠して生活していました。この状態を何とか自力で打開しないと、将来が不安で生きていけないと考えた高木美保さんは、気分転換に外出をして何とか回復を目指そうとしましたが、余計なストレスが増えて症状が悪化するという悪循環に陥っていました。

この時、先のことを心配するよりも、今を大事にしなければいけないことに気付いた高木美保さんは、女優業を離れて1998年に栃木県那須市に移り済み、心身ともにのびのびとできる生活に切り替えています。

そこでの農業生活を基盤にして、時々芸能生活を行うといったライフスタイルを実現し、悪いストレスのない生活の中で、パニック障害やうつ病を克服されたのです。

パニック障害やうつ病は、自力で治すことがとても難しい病気とされていて、一般にはカウンセリングを行い認知療法や投薬で症状を軽くすることがうつ病の克服への近道と言われています。

農業に取り組むことがうつ病の克服のきっかけに!

彼女のように自分で病気の原因を突き止めて、考え方を変えて生活をするのはとても珍しいケースだそうです。まずストレスの大きな原因になっている女優をやめたことで症状の長期化を防ぎ、関心のある農業を中心に毎日を過ごすことで、無理のない自然な認知療法ができたことが、薬を使わずにうつ病を克服できたポイントになったと言われています。

高木美保さんが農業にかける情熱はとても強くて、農薬や化学肥料を使わずに作物を育てる自然農法に取り組んでいます。実際に畑仕事をしている人はうつ病になりにくいと言われていて、太陽の光を浴びると精神を安定させる働きを持つセロトニンの分泌が促進するため、症状が緩和されると考えられています。

さらに、土の中に存在する微生物にもセロトニンの分泌を促す働きがあるという研究報告がされています。

ただ、うつ病の症状が進むと気力が低下して何事もやる気がなくなって思うように本来出来ていたことが出来なくなってしまいます。やらなければ治らないという強迫観念から、無理をして畑仕事やガーデニングをするのは逆効果になってしまう可能性もあるため、自然にやりたいと思った時に実行すると効果的になります。

このような思考パターンは注意!

早朝にランニング、ウォーキングをされている方をよく見かけますが、本当に本音で楽しんでいる方は良いのですが中には義務的に健康に良いから「走らなければならない」「休んではいけない」という思考パターンになっている方はいらっしゃいませんか?

もしそうなら危険な思考パターンなので出来るだけ楽しむことを大事にしてほしいですね。

気になる旦那さんはどんな方?

そんな高木美保さんの旦那さんは、1才年上の中国の方でIT企業を経営されているそうです。お二人は2009年に結婚されたのですが、都内のスポーツジムが出会いの場所だそうです。

社長である旦那さんは仕事の関係上、都内に住んでいるため普段は別々に暮らしています。時間ができた時にお互い行き来しているそうなので、それぞれの生活ペースを崩さずに良い関係を築いているようです。

うつ病を患ってしまったのは、連続ドラマの撮影で忙しさがピークに達していたころだったようです。その頃から人が多いところへ行く度に気分が悪くなったり、新幹線の中で級にパニック発作が出ることもあったようです。病院で診察をしてもらうと、働き過ぎのストレスからくる自律神経失調症と言われたようです。

苦しみから解放されてまた元気になられて過去を振り返ってみると「辛いことが多かったけど仕事そのものが心から好きだったので克服することが出来たとおっしゃっています。

田舎での生活を続けることで今までのストレスから解放されて、壮大な自然から素晴らしい生きる力を頂いて元気になったようです。

栃木県の那須高原の素晴らし自然環境の中で、パニック障害やうつ病を克服されて、10年後の2007年に見事に女優として復帰されました。それ以来は色んな仕事を積極的にこなされているようです。

高木美保さんはパニック障害やうつ病も患われている中でも実家のことを常に気にかけていて、頑張ろうとして無理をしていたと高木美保さんは自分の病気を振り返って話されているようですね。

パニック障害とうつ病を自分の力だけで簡単に克服することは初期の段階でない限りはとても難しいことです。カウンセリングを受けたりして、誰かの援助がなければ克服することは簡単なことではありません

自分の状況を素直に分析することが大事

高木美保さんの場合には、自分が今どういう状況であるのかを自己分析をよくされていたので、今、すぐに自分がどういう行動をとるべきかを正しく理解されていたことが救いだったようです。

うつ病やパニック障害の方は、変な無理をして強迫観念にかられて頑張り過ぎてしまう傾向がありますが、頑張り方を間違えてしまっているので、かえって逆効果になることが多いようです。

仕事やプライベートでも伸びる人というのは強迫的に無理をして頑張っている方は少なく楽しんでやっていることが多いというのが事実だと思います。

うつ病を患ってしまうと今まであっさりと深く考え込まずに決断できていたことが時間がかかったり、考え方も変わっていきます。一人で頑張るよりも、素直に家族や友達を頼って、力を借りたほうが結局のところ克服までのスピードが早まることのほうが多いものです。

高木美保さんは素直に自分の本音と向き合うことで、都会では経験が難しい農業を通じて、現在自然と触れ合うことで気持ちを穏やかにすることは、本当に良かったと思います。

 

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