「家族に会いたくない」と思うのは病気?根本の心理と解決策を教えます!

家族に会いたくないと思った時期はありますか?その根本的な原因はどんな心理からきてるのでしょうか?

そして解決するにはどんなことに注目して取り組んでいけば良いのでしょうか?

どんな心理の時にどんなことをしていけば解決していけるのか挙げてみたので参考にしてみてください。

1.家族に会いたくないと思う根本の心理とは?

家族に会いたくないと思う根本の心理としては次のような事柄が主に挙げられると思います。

同じ家族内であっても価値観、趣味、思考が似ている、或いは同じであるとは限りません。そもそも波長が合わないのかもしれません。

渡部
自分の兄弟に当てはめてみても仲が良い、悪い以前に波長がそもそも違う場合もあります。

次に両親どちらかが異性問題を抱えていて不快であることも挙げられます。

これは本当に子どもにとってみればダメージが大きいことだと思います。テレビでよく反省しているところが流れますが当の家族からしたらとんでもなく大きな不審感でいっぱいだと思います。

幼児期に虐待を受けていて恐怖心が取れないことも理由として挙げられます。

幼少期に親から虐待を受けてその後、まともに成人して立派に働いているケースというのをほぼ聞いたいことがありません。

恐怖心、大人に対しての不信感というのは成人しても残るものです。

渡部
自分はそこまで極端なケースではありませんでしたが、特に父親が怖かったというのが大人になっても残っていて年上の方と父親が重なってしまい大変苦労しました。

しつけと虐待は線引きが難しくグレーゾーンと考えられています。精神科医、保険関係者は「子供が耐えがたい苦痛を感じるのであればそれは虐待である」と考えるべきだと言います。保護者が子供のためだと考え過剰なしつけや厳しい教育は子供にとって精神面や身体面の発達が著しく損なわれる可能性があります。

引用元:新宿ストレスクリニック

親が働いていない状況もあると思います。親が働いてないということは、まず経済的にきつく、食事の面とかでも満足することが出来ませんよね。そして無職だあるということでまわりの世間体も相当気になると思います。

特別な誰もが納得できる理由、例えば体調不良問題なら分かりますが、何となく働きたくないから働かないでは憧れられるはずがありません。

親の過干渉も問題の一つです。親が子供を可愛がるというのは分かりますが、常にベタベタ、そして子供の自然な意思を無視して親の思い通りにしようとあれこれ口を出されたのでは誰だって不快ですよね。エスカレートすれば恐怖さえ感じるはずです。

これは自分にも当てはまる部分がありますのでよく気持ちが分かります。

渡部
自らやろうとしていたところへ口を出されこちらの思いにフタをして親の思い通りに動かないといけない時期もありました。

自分自身が過干渉になっていないかこちらのサイトからチェックしてみてください。自分は大丈夫と思っていてもエスカレートしていて過干渉になっているかもしれませんよ。

過干渉チェックテストはこちらから

2.家族に会いたくないと思うのは病気?その解決策とは?

2-1.友人、知人に悩みを打ち明けて心を軽くする

誰かに話したって根本解決しないと思っている方が多いのですが、友人や親しい知人に今こんなことで悩んでいるんだと声に出して外へ打ち明けることでかなり心が軽くなりますし、実はその友人、知人も経験者だったりすることがよくあります。

初めから根本解決を狙うのではなくて「悩みは外へ出す」ということを心がけてください。

渡部
自分自身の反省点としても一人で悶々と部屋で悩み続けていたことが一番ダメでした。何でもかんでも一人では無理です。上手に人を頼りましょう。

2-2.冷静になり何が問題なのかハッキリ家族へ伝える

自己主張が苦手でハッキリ言えない人も多いと思いますが、時には思い切ることも重要です。言ってみたらアレっ何ともないという経験ありませんか?

ストレスをいつまでもため込むよりははっきり伝えることも時には大切です。

どこが問題で直してほしいのかをハッキリ伝えることで逆に教えてくれて感謝されるかもしれませんよ。

2-3.スポーツや趣味で頭から家族の事を考える時間を減らす

好きな事、楽しいことをしている時間は同時に悩んだりできないものです。

笑いながら憂鬱にならないですよね。

その時間だけは家族トラブルの事から解放されるので是非、スポーツ、趣味などで切り替える時間を作ってほしいです。

2-4.小旅行で一人の時間を作りよく考えてみる

意外と有効なのがこの小旅行だと思っています。

2~3日の短期間だったとしても初めての土地を散策してみることで視野が広がって心が軽くなったりします。

小旅行でもストレス緩和になることは研究機関の発表でも明らかにされていてしっかりと根拠があるので短期間でも旅行してみることもおすすめです。

「ストレス社会」と呼ばれる現代において、日常の疲れやストレスからの解放を目的とした旅
行が行われることがある。長年の言い伝えや経験などから、我々には「旅行は体(健康)に良い」
という意識が潜在的に備わっているようである。果たしてこれは医学的な見地からも正しいと
言えるのだろうか。また、どのような人に効果があるのだろうか。

引用元:大阪大学大学院医学系研究科   牧野博明・戸田雅裕・小林英俊・森本兼曩

3.家族に会いたくないと思うのは家族や友人のどんなことが原因であることが多いか?

うつ病を患ってしまった原因が家族や友人関係であるという方が一定数いらっしゃいます。

家族の中でも一人だけポツンと孤独になっているようでしたら既に要注意です。

3-1.親が一方的に子供を自分の思い通りにしたくロボットのように扱ってしまっている

親本人にしてみれば良かれと思っていることでも子供からしたらやらされている感が強くストレスになっているケースもあります。

家族関係が原因としてあると言っても親だけでなく家族全体に問題がある事もあります。

家族の方はこういう心理になってしまって難しい病気なのではと考えてここで慌てずによく話を聞いてあげてほしいですね。

3-2.家族や友人など親しい人の死

病気や事故などでの突然の別れがあったりすると直ぐに上手に適応出来るわけもなくパニックになり激しい落ち込みからうつ病になることもあります。

3-3.昇進や結婚など嬉しい事柄でも要注意

昇進や結婚など一見嬉しい出来事でも「上手くやらなければ」という過剰なプレッシャーからうつ病になることもあります。出産後の「産後うつ」という言葉もよく聞くようになりましたが、一人で完璧にしなければと思い込むことがよくありません。上手に人を頼ることが大切です。

産後うつに関してはこちらのサイトで解説と自己診断テストが出来るので参考にされてみてください。

産後うつの解説と診断テスト

3-4.友人関係の不和

特に精神的に未熟な学生の頃に多い傾向があるようですが、今まで仲が良かった友人とささいなことで亀裂が入ってしまうとなかなか関係の修復が難しいものです。短期的に距離をおくとか本音をきちんと伝えてよく話し合うことが大切です。

うつ病の症状のこんな例の特徴で、いつまでも憂鬱な気持ちから離れることが出来なかったり不安感も常に付きまとって人と会うこと自体が何か変なことを言われるのではないかと思い、家族をはじめ誰にも会いたくないという心理になる傾向がたくさんあります。

自分もこのような経験がありますが、友達と街で会う約束をしていたのですが、当日直前になってやっぱりうつ病の症状が酷いから家族や友人や誰にも人に会いたくないという心理が働いて、家族との会話もまともに続かなくなり、うつ病という病気の症状が出るようになるとこのようなことが現われるようになります。

まわりの人からの心理を見ればただ単に暗い奴、人付き合いが出来ないコミュニケーション障害、気分の移り変わりが1日の中でも激しい気分屋の偏屈人間な人と思われがちですが、うつ病を患ってしまった本人が一番苦しんでいてうつ病という病気でそんな心理になってしまったことが原因で、うつ病を患ってしまった本人の心理に問題があるとは必ずしも限りません。

他人から理解してもらうことが難しく誤解を受けやすいうつ病という病気がこのような部分で、元々性格に問題がある人なんだと決めつけられてしまって誤解されたまま数年経過してしまうことがあります。

理解されにくく本当はうつ病ではなく怠けているのではと相手へ誤解されやすいうつ病という病気であることを相手に理解してもらうことに悩んでしまうこともありますし、誰にも理解してもらえないという不安の心理が働いて不安感が続いていつまでも憂鬱な気持ちでうつ病の症状がより悪くなってしまうこともあります。

うつ病という病気は一生のうちに誰でも患ってしまう可能性そのものはありますが、うつ病を患ってしまった本人でないと苦しさの理解はとても難しいので一人で孤独に深くうつ病の症状で悩んでしまっている人も多いです。

これは実際に自分がそうでした。一人でどうにかしようとする心理が働いて模索する時間が長すぎたのが、後からとても後悔することでしたね。

渡部
一人で頑張るなんて本当のところそんなに偉いことではないんです。

家族や友人、知人に助けを求めることは少しも恥ずかしいことではないんです。

自分の失敗のように一人きりで孤独に悩み続けないでください!

一人で抱え込みすぎてうつ病の症状が余計に悪くなってしまった例も珍しいことではないので、このようなうつ病という病気の悪いサイクルをなくすためにも、うつ病を患ってしまった患者本人が家族や誰か親しい人に一人で良いのでうつ病であることを打ち明けてみて、相談された方もうつ病という病気は誰もが患ってしまう可能性自体はあるものだと理解して少しずつでも共感してあげることが大切です。

うつ病という病気は一人であっさりと短期間で克服することはとても難しいもので人を頼った方が結局は早いものです。

家族や友人、知人の理解と協力があってこそ少しでも短い期間で克服していくこと可能な病気ですので、克服に向けて治療するには周りの方の温かい対応は重要なことです。

当然のように心療内科の先生のアドバイス、投薬での治療が必要な場合も出てきますが、常に周りの味方は家族や友達、知人ですよね。貴方は一人ではありません。

病院の薬もケースバイケースで必要になりますが、ストレスになっている大元の悩みを人に打ち明けてしまうことでアドバイスを受けれたり自分の感情開放になるのでとても良いことです。

うつ病を患ってしまった方にほとんど共通するのが真面目な性格なあまり感情の抑圧しすぎがあります。定期的に吐き出すことがとても大事です。

うつ病であることを相談を受けた側もうつ病という病気の理解も大事です。うつ病を患っている人に対して「もっと頑張れ」と気合を入れることを煽ることはもちろん避けるべきですが、反対に甘えてさえいれば一生働かなくても良いなどと考える方向へ行かないように依存しすぎないことも必要です。

家族や友人に協力して手伝ってもらいながら自分自身克服していこうとすることがうつ病の少しも早い克服への過程なので、うつ病の症状に理解と共感しながらも、極端に甘やかすのではなくて適当に距離をとりながらつきあいしていくことをすすめます。

自分だけではなく友人や家族、職場の人間など、本人が分からないうつ病かもしれないサインを見つけて、適切な対応をすることも大切です。
そうはいっても、素人の独断でで治療を始めるのはよくありません。
ひょっとしてと感じたときは、家族に本人の状態を相談などして、病院に相談してみることが大事ですね。

4.うつ病を患う可能性もあるので注意が必要

うつ病になりやすいタイプとしてかなり以前から言われているのは、生真面目、融通が利きにくいとかありますが、親子関係の不和から自己肯定が上手くいかず、自分はダメな人間なんだと決めつけがちなこともあります。

誰にも褒められた経験もなく人と比べることが幼少期からの癖になっているとなかなかうつ病が治りにくいケースに発展しがちです。

うつ病になりやすい病前性格としては、几帳面、完璧主義、真正直タイプとがんばり屋で自分の中に閉じこもるタイプがあります。 前者のタイプの人には減点主義になりすぎないように伝え、後者のタイプの人には、辛くなったらできるかぎり周囲の人に相談するように伝えます。 また、うつ病は性格の問題だけではなく、環境要因も大きく影響するため、なるべくストレスの少ない環境づくりをするように勧めます。
引用元:ハートクリニック

5.まとめ

家族や友人の中で気が合わなくて正直嫌いで家族に会いたくない、友人に会いたくないという人は多いと思います。

長く生活を一緒にしていると不満が出てくるのは自然だと思います。

短期間でも「家族と会いたくない」と感じることは誰にでもありますので、無理矢理気持ちを抑え込むのではなく、何度かお伝えしていますが人に「話す」ということを必ずやってみてください。

家族に会いたくないという時は、この記事で紹介した根本の心理とか解決法を参考にして家族との関わり方を見直してみましょう。

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