うつ病の症状になったり、ストレスで疲労の症状が出ていると、誰でも会話するのが億劫に感じた経験は誰でもあることでしょう。
もし彼氏や彼女、夫や妻。
パートナーがうつ病になると、普通の人であれば、
「何か自分にできないか」と考えるでしょう。
うつ病の克服に向けて会話がとても大切
でも、そこで重要なことは、症状をどうにかしようと焦って何かをしようとするのではなく、相手の考え方を素直に否定せずに肯定してあげるのです。
貴方の素直な考えで良いんだよと認めてあげるんです。
そしてどんなに辛い症状なのか会話をしっかりして相手の話をじっくり聞いて、否定することは絶対にしないで聞き役に回って肯定してあげてください。
うつ病の症状になると、集中力がなくなり、会話するのも面倒になり「ひたすら布団の中で眠っていたい。」という気持ちになり、
映画を観たり本を読んだり、座っているのさえ苦痛な症状になっていきます。
今日はたまたま調子が良かったと感じても、翌日にはアレっと思うほど落ち込んだりすることもありうるので、計画を立てることがなかなか難しいものです。
予定を詰めすぎると圧力が自分にかかって苦しくなります。
うつ病を患ってしまうと次のような症状が出ることがあります。
朝が全身にだるさを感じてベットから起き上がることが困難
好きだった趣味に興味がなくなってしまう。
さらに肩こり、頭痛、背中の痛み会話が億劫になるなど、様々な症状が現れることもありますが、基本的には慢性的な倦怠感の症状があります。
知りあいの方にこのような症状が見られたら、どんなふうに苦しいのか聞き役に回って相手へ話してもらうことです。
一方的にアドバイスしたくなるかもしれませんが本人が苦しくてどうして良いか分からない状況なのでそれでは逆効果です。
会話することは本当に大事なこと
これは自分の体験からも本当にそうだと思いますね。人は話を聞いてもらうことで気が楽になることがたくさんありますよね。
ゆっくり落ち着いて時間が取れる時にうるさくない場所でリラックスして、会話をして話を聞くようにしましょう。
話を丁寧にうなずきながら聞き共感してあげることで本人の緊張も取れて話しやすくなります。
徹底的に聞き役に回ることがうつ病の症状への第一の接し方です。
相手は今サボってるんじゃなく「病気のために」、そのような暗くて後ろ向きな言葉を繰り返し口にしてしまっているだけということは頭に入れておいてください。
うつ病に陥ると、会話の中で人の話す言葉のニュアンスが非常に気になってきます。
「この人は怒っているのではないか」、「自分が不愉快にさせたのではないか」、「誠意がない人なのではないか」というふうに考えたりするのです。
実際に会話で言葉を交わす相手がいる場合だけでなく、テレビや講演のなかなどで話されていることでも気になって仕方がなくなります。 また雑音、音楽など音にも敏感になっていきます。
考えが思うように整理されない状態で、周囲の人と会話するだけでひどく疲れてしまいます。
知っている人と会話するときは、感情的になりがちでみんなの話にうまく答えることができません。
最初の2、3分は聞くことができたとしても、途中から内容が頭のなかに入ってこなくなったりします。
さらに長時間にわたり会話すると、意識が遠のくような感じがしたり、緊張が続いたり、相手を強く意識してしまうことが多くなるようです。
症状の改善のヒント
うつ病の症状の人が精神的に落ち着いてきて冷静に相手と向き合って話せるようになるのには、多少の時間が必要です。
焦らずゆとりを持って社会的な接触を持つようにしたほうが良いようです。
徐々に人と会話をしながら接することを積み重ねることによって、心も柔らかくなっていき、様々なことを受け入れられる状態になっていくと思います。
周りの人は腫れ物を触るように扱い、顔色を伺いながら当たり障りのない会話をし、陰気な空気が伝染しないようにする、 みたいな状態となり、うつ病の症状の人にとっては、何か言いたそうな顔の人たちから、ひたすら気を使われながら時を過ごすこととなるのではないかと。
健康な人にとっては、うつ病の症状の人の言うことなんて馬鹿げた話しに聞こえたり、 会話するに値する内容事じゃないように感じるのではないかと思うのです。
小馬鹿にした内容の会話でもダメなんです。 言っているこ事を否定する議論でもダメなんです。
そこにはやっぱり、「まるで普通の会話をしているかのような会話」が必要なんです。
そうして会話が成立することで、うつ病の人は「あぁ、話しを聞いてくれている」と感じ、
考え方が柔軟になったり、何かに気付いたりすることもあるのではないかと思ってます。
うつ病は遺伝しないと言われていますが、むしろ、うつ病になる原因に多いのは、本人の性格や家庭の環境や仕事の環境など会話がかみ合わず、自分に合っていないというミスマッチにあることが多いと言われています。
まわりの会話が合わずだんだん症状がおかしくなっていって今までのストレスの反動でうつ病になった可能性があります。
うつ病は遺伝しませんが、うつ病の方との会話の仕方を間違えると、過剰なストレスを受けることになって家族の誰かもうつ病になってしまう可能性もあります。
海外の例としてフィンランドでは家族を主として人との会話での正面からのコミュニケーションを重視したうつ病の治療法を実践しているそうです。
会話が乏しいと表情も硬くなる
うつ病までいかなくても会話が乏しくなると笑う事も減っていきますよね。 最近笑ってないとか心当たりがあれば要注意です。
周りで表情が硬い方もいらっしゃるのではないでしょうか?
うつ病を患っていると人と会話することが面倒になって一人で部屋で過ごしたり、口数が少なくなったりすることがあります。
表情の変化が乏しくなって、顔や口を動かす回数が極端に減ってしまいます。
人との会話が減って、喜怒哀楽の感情が乏しくなってくると、表情自体もどんどん失われていきます。
自分も同じ経験があるのですが、久しぶりに笑ったりしてみると、顔が動かしにくいとかなんとなく硬いなどの違和感を感じることがありました。
人間の顔には表情筋と呼ばれる筋肉があるそうですが、使わないでいるとどんどん衰えていくそうです。
うつ病を患っている方の表情が乏しくなるのは、憂うつすぎて笑うどころではないとか脳内物質のバランスが崩れ脳の機能が低下しているせいでもあります。
実験として、鏡を見ながら口角を上げて笑顔を作ってみるようにしてください。
その時に表情が引きつったようになるような感じがするようなら要注意です。
1日1回は鏡で自分の表情を確認して会話する時にどうなのかチェックしてみるのもいいかもしれません。
表情筋が動きづらくなると、会話が成り立ちにくくなることがたくさんあります。
人は会話する時に相手の表情を見て相手の心がどのようなものか察知して判断しようとします。表情が乏しいとあの人は何を考えているのか?と分からなくなることがあります。体調が悪いのか、機嫌が悪いのか近寄りがたい印象を受けてしまいます。
人との会話を避けられやすくなっていきます。
うつ病の方は心が孤独な気分でいっぱいなのに、、ますます孤独になってしまう状況に進行してしまいます。
表情筋が動かしにくくなってくると、会話がしづらくなることもあります。
自分も一人で過ごす期間が長かったので久しぶりに人と話すと大きな声が出にくかったり、スムーズに会話できなかった経験があります。
口を開けるのがしんどくなったり、いつもよりたくさん話したなと感じた時にひどく疲れたりというのは、スムーズに動かしにくくなっていることがその原因です。
うまく会話できないことが原因でますます人と会話することを避けるようになって、うつ病の人自分の殻に閉じこもってしまうケースもあるので注意が必要です。
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