人は誰しもが恋愛をしますが、初めて付き合った人と結婚し一生幸せに暮らせる人はそう多くはないかもしれません。人を好きになり積極的に行動すればするほど、うまくいかない状況に遭遇することも大いに起こりうるでしょう。
上手くいかない時期が長すぎると心身に不調を起こす可能性もあります。
今回は男性が失恋うつになってるかどうかのチェック方法と改善方法を紹介しますので、今自分がどうかなという方は参考にされてみてください。
この記事の内容
1.男性の失恋うつ6つのチェックポイント
「失恋うつ」という言葉だけ認知されていますが、具体的に自分はどうなんだろう?と分かりにくいですよね。
失恋うつになっている可能性をチェック方法をいくつか紹介します。
1-1.食欲がなくなっていることや頭痛や肩凝りなどに悩まされている
例えば失恋した場合、それ以降食欲がなくなりげっそりと痩せてしまった場合や、頭痛や肩凝りなどで会社を休んだり学校を休んでいる場合には失恋うつを患っている可能性も考えられるでしょう。
楽しかったころの思い出や感情がいつまでも湧き上がってきて、感情の整理がつかず前向きになれず何事にも無関心になったり些細な事で涙が出てくることもあります。
1-2.「睡眠障害」がある
相手の事を考えてしまって、そもそも寝付けない、或いは途中で目が覚めてしまってその後、朝まで寝付けない。このような症状がないかチェックしてみてください。症状があるなら、もう赤信号状態です。
また夜、睡眠がグッスリとることが出来ず寝不足になっている人や、飲み会などに誘えば必ず来る人が、誘っても来なくなった場合などはやはり失恋うつの症状が出ているといえます。心の問題がやがて行動の問題になり発展しますので、分かりやすいです。
ひどい場合には、体の血行が悪くなり内臓疾患になることも考えられますので、いつまでも放っておくわけにはいきません。
1-3.「完璧主義傾向」がある方は要注意です。
きっちりした性格は良い方へ働けば思う存分能力を発揮できるのですが、失恋のようなことが起きた時に自分を責めすぎたりして激しく落ち込みやすくなります。
完璧主義傾向がある人は自分自身に厳しすぎたり、他人にも高い要求をしがちなので自分自身を緩めてみるのは難しいかもしれませんが、時には自分自身を甘えさせてみることも大事なことです。
1-4.「人に相談しない」という傾向がある
「人に相談する」習慣がない人も失恋うつに限らず、ストレスで潰れてしまう人に共通していることです。
人生はただでさえ一人で生きていくことなど不可能です。
日頃、「人に相談する」ということを出来てるかどうかチェックしてみてください。
1-5.「恋愛だけにのめり込み過ぎる」
趣味や良好な友人関係があれば何とか失恋うつまでエスカレートせずに済むかもしれないですが、先ほどお伝えした完璧主義傾向と重なりますが一点集中のようになってしまって0か100のような白黒思考になりかねません。
恋愛だけにのめり込み過ぎて他の事が全く手につかず家族や友人に迷惑かけることにもなりかねません。
実際には辛く苦しいですが少しでも残った状態になるよりも、受け入れてしまった方が結果として楽になるものです。
ですが、男性が失恋したばかりのころは、簡単に新しい彼女ができるものではありません。彼女を欲しがっている男ほど女の人が近づいて来ない傾向があるためです。
それだけ女の人は男性に対して敏感な人が多いわけです。
そこで、新しい彼女が出来ないまでも、彼と心と体を休ませることが重要です。場合によっては仕事を辞めてしまっても問題ないかもしれませんが、その場合にはしっかりと後先のことを考えて行動しましょう。
最後に自分自身の問題ですが、現実に起ったことを受け入れることです。人間は、想像できないことが起こるとまず出来事自体を疑い、受け入れようとしません。ですが、大事なことは、しっかりと現実として受け入れることです。時間はかかりますが、非常に重要なことです。
1-6.性欲の問題
男性が失恋うつになりやすいのは、性欲の面でも関係があります。彼女がいれば性行為もしている人が多いですので、今まで性行為が出来た相手が突然いなくなるわけですのでそのショックも大きく関係します。温もりを感じることができなくなってしまったことにより、精神的ダメージが一気に襲い掛かるでしょう。
何となく性欲が落ちてきてると感じことがあるかもしれません。
今まで自然に性欲があったのが何も高揚しなくなってきていたら要注意です。
「病気スコープ」という記事にはこのように書かれています。
「性欲が低下している」症状は、主に今までは人並みに通常通り性欲を感じていたものが急に性欲を感じなくなった、性欲が上がるような気分にならない、性に対する話がストレスに感じる、異性やパートナーを見たり触ったりしても気分が高揚せず何も感じない、健康や体、精神の状態に不安があり性欲がわかなくなったなどの状態にあたります。
疑われる病気は、仮面性うつ病、内因性うつ病、外因性うつ病、双極性うつ病、単極性うつ病、生活習慣病などが考えられます。引用元:病気スコープ
つまり、ストレスの影響から興味、関心が薄くなって気分が低下し続けていると軽度な失恋うつで済まずに深刻な状態になる可能性もあります。
「前向きに生きたほうが良い」「お笑い番組を見ると元気になれる」「仕事に打ち込めばそのうち忘れる」などと言う人もいますが、そのような表面的なことで解決出来るほど失恋うつの解決は簡単なものではありません。
2.男性の失恋うつの改善法
ほとんどの人は何らかの形で恋をした相手に背を向けられる経験をしたことがあるであろうと思います。
付き合う前であってもそうですが、付き合ってからの方が精神的ダメージが大きいことがほとんどです。
恋愛に失敗すると、失恋うつになる可能性も高くなるでしょう。現在日本でまん延しているうつ病は、およそ100万人ほどの人に何らかの症状が出ています。
2-1.新しい恋人を見つける
男性が失恋うつから脱出し、生活を改善するためには、いくつかの方法がありますが、一番単純なのは新しい彼女を見つけることです。
新しい彼女が見つかれば、時間の経過とともに今までの精神的な負担も小さくなっていくことでしょう。
男性の場合は性欲がありますので、どうしても前の彼女でなければいけないと考えている人はそれほど多くなく、性行為が出来ればある程度安心し、心の中を満足させることができます。
もちろん一晩だけの関係ではなく、継続的に恋愛として付き合っていく相手であることが重要です。
2-2.きっぱりと焦ることを止めてしまう
それではいつまでも好転しませんよね。焦るのをピタッと止めてあえてゆっくりを意識してみてください。その方が結果として好転するかもしれませんよ。
解決にはある程度時間も必要だと心得ておきましょう。
2-3.運動を生活の中に取り入れてみる
運動を習慣にしてない人からしたら運動することと失恋うつの改善など無関係だと思われるかもしれません。
でも、時々でも汗をかくくらいの適度な運動、一番シンプルなのは走ったりすることが良いですが体引き締め効果も期待できるし、運動中は意識が恋愛の失敗の事から離れて自分の事に集中しやすいのでその間だけでもストレスから解放されるし、自分に自信がつきます。
この、適度に自分に自信が付くというのが大事で、次の恋愛は今までよりもいい状態でできることでしょう。
自分が気持ちいいと感じる適度な運動を続けることが大事です。
2-4.小旅行で非日常を経験する
「失恋うつ病」を改善する方法として、いつもの行動パターンから外れてみるというのも非常にオススメできます。
2~3日とか短期だったとしても初めての土地へ行ってみるというところが意味があると思います。
大自然の景色に感動したり、旅先で見ず知らずの人の親切を受けたり、全く新しい人と会話することで気が晴れるものです。
3.まとめ
自分の場合うつ病との闘病中は恋人もいない時期が長かったのでひたすら孤独との戦いでした。寄り添ってくれる人が身近にいれば一人で頑張りすぎることもなくもう少し早い克服が可能だったかもしれません。
恋愛は好調な時は良いですが揉めたりトラブルに巻き込まれたりするとストレスが尋常ではないですよね。
あっさりと切り替えられるものでもないので長期的に引きずっている人も多いと思いますがとにかく一人で抱え込むのではなく誰かに早めに相談することを徹底してほしいです。
自分のように失敗してほしくないし人間など所詮一人ではそこまで能力はないですし人を頼ることは少しも悪いことではありません。
話してみてすっきりしたという経験は誰にでもあると思います。
自分自身の経験でも数か月悩んでいたことでも勇気を出して人に話すことで後日からかなり体が軽くなった経験は沢山してます。
失恋うつは本当に改善するんだろうかとか、スッキリと立ち直って以前のように元気になれるのかと不安になると思いますが、ずっと不安を抱えたままよりは、何か行動を起こすことが大切なわけで不調の原因が分かった方が、改善方法もおのずと見えてくるはずです。
失恋うつ病は先ず焦らないこと。そして、もう少し自分に優しい気持ちを持つことが何よりも大事です。