うつ病には、様々な症状があります。まさか自分には関係ないと思っていても意外と該当する項目があるかもしれません。
うつ病になってみて初めてストレス過多な生活を送っていたんだと気づかされるものです。
今回はチェック項目として13点挙げてみたので是非参考にされてみてください。
この記事の内容
- 1. 気になるうつ病の症状をチェック!
- 1-1. 睡眠の質に明らかに変化があるならうつ病の症状かも
- 1-2. 食欲が落ちてため息が増えてきたらうつ病の症状かも
- 1-3. 興味があったことに対して無関心になってきたらうつ病の症状かも
- 1-4.親の口出しが多い過干渉も原因の一つ!
- 1-5. 人とのコミュニケーションが苦手で上手に頼れない!
- 1-6. 自分自身の問題以外に季節も関係してます!
- 1-7. テレビを見ても全く笑わなくなっていたら既にうつ病の入り口に来てるかも!
- 1-8. 体のだるさがいつまでも取れない
- 1-9. 好きだった音楽を聴いても何も感じなくなる
- 1-10.仕事の効率が以前より悪くなったと自覚出来る
- 1-11. 真面目過ぎると言われ、完璧主義であると自覚がある
- 1-13. 一人ぼっちの感じで孤独感でいっぱい
- 2. 自分のうつ病体験、どんな症状だったのか?
1. 気になるうつ病の症状をチェック!
うつ病の最初の頃の症状は頭痛がするとかお腹が痛むことが増えたとか特定の箇所の体の不調を自覚することが多いようです。
例としては寝付きが悪くて寝た気がしなかったり、食欲がわかずため息をつくことが多かったり、頭がフラフラするとか、常に疲労している感覚や動悸がしたり少しの動作で息切れなどがあるので自分や身内の回りでチェックしてみるのも良いと思います。
うつ病は何年かまでは単純に怠けているとかサボっていると言われていた時期もありますが、今では、誰もが一生のうちに経験する可能性そのものはある病気とまで言われていて、これからも増加する傾向があると言われています。
芸能人でもうつ病体験がある方がたくさんいらっしゃるのは皆さん既に知っている方も多いのではないでしょうか?
うつ病を患いやすい人は、根が真面目で粘り強く、責任感のある人なので、状況の変化への取り越し苦労をしたり、他人に気を使いすぎる癖がある方ほどストレスを多く感じてしまい、次第にうつ病の症状が自分で気づかないうちに進行していきます。
まわりに気を使う性格で、仕事はいつも通りそつなくこなし、人との対応にも余裕であるフリをしているので、外見では一見普通に見えるのでその人がうつ病だと気づかないことが多いです。こういう雰囲気がないかチェックしてみると良いと思います。
「休みたい」という感情は人として普通で正常なことなので!!チェックしてみてください。
- 眠りがいつもより浅く感じている
- 食欲がいつもよりなくなってきている
- 今まで興味があったことに対して楽しいと思えなくなってきた
- 親の過干渉に対して苦しく感じるようになってきた
- 人とのコミュニケーションが面倒に感じてきている
- 寒い時期だけ憂鬱に感じやすくなっている
- テレビや人との会話の中で笑う機会が減っている
- 体のだるさがいつまでも続いて違和感を感じる
- 好きだった音楽を聴いても無感動になる
- 仕事の効率が落ちてため息をつくことが増えた
- 完璧主義傾向があり、真面目過ぎと言われることがある
- 家族や友人から励まされることを煩わしく思う
- 一人ぼっちの感じがして自然と涙が出ることがある
これらの事に該当していると感じて2週間以上とか長期に続いていたら、直ぐに対策が必要です。
以下それぞれ、個人の経験から感じた対策を書いていますので参考にされてみてください。
1-1. 睡眠の質に明らかに変化があるならうつ病の症状かも
次に睡眠障害の症状のチェックですが不眠またはその逆に、寝すぎてしまう睡眠過多の症状をまとめて睡眠障害というそうです。
うつ病症状として不眠を訴える人がかなり多いです。
自分もそうでした。朝方まで寝付けずに寝返りを何度もうって気持ちの悪い朝ばかりでした。
悪夢も多くうなされるような感覚に襲われたことも何度もありました。
寝つきがよくないことに加えて、夜中に突然パッチリと目が覚めてしまって、その後は寝付けずに寝返りを繰り返して朝を迎えてしまったりします。
頻繁に良くない夢を見て、恐怖心から眠ること自体に怖さを感じたこともありました。
睡眠障害にもいろいろありますが早朝に目が覚める事が多いのがうつ病の特徴的な症状です。
みなさんも睡眠の質がどうがチェックされてみることをオススメします。
「午前三時症候群」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
夜にぐっすりと眠れないものだから仕事の時間帯に眠くなり、仕事している人は日常生活に影響が出ることもあります。
1-2. 食欲が落ちてため息が増えてきたらうつ病の症状かも
食欲と眠りたいという欲はも人間の生活の基本でであり正常な欲求です。
食事を摂ることや睡眠の質が狂ってくると理由もなくイライラしたり落ち込んだり思考力、判断力が落ちたりしてだんだん症状が連鎖して心身状態が蝕んでいきます。
これは食生活が実は影響していると自分で自覚がない方がすごく多いのでチェックしてみることが大切だと思います。
誰もが経験あるかもしれませんが、単純にお腹がすいてくると軽くイライラしたり集中力が落ちてきたと感じたことがある方も多いと思います。
なるべく初期の症状のうちに専門医を受診してチェックして適切な対応をされてください。
「仮面うつ病」という言葉を聞いた語ある方は多いかもしれません。
これにはうつ病の方にほぼ全員あてはまる憂鬱な気分などが見られません。
身体の不調の症状のほうがが主に出るので「仮面うつ病」と呼ばれることがあるようです。
仮面うつ病の主な症状には以下のようなものがあります のでチェックされてみてくださいね。
- いくら休んで寝ても疲れがなかなかとれない
- めまいや立ちくらみが頻繁におこる
- 頭が重く常に緊張している感じで頭痛がする
- 肩や首などが凝りやすい
憂鬱だとか不安な症状が特に多くなくて、患者自身が普通の体の病気だと思うので多くは内科を受診してチェックしてもらう事がいいと思いますね。
身体的には特定の病気はないのですから当然検査やチェックをしても異常は見つけることができず、うつ病の症状が実は見逃されてしまうことが非常に多いとよく聞きます。
でも自分自身や周りの誰かが、「もしかして何か心が病んでいるのか?」と思った時にすぐに心療内科や精神科を受診すればうつ病と分かり、そこで適切な治療を受けることができます。早い段階で異変に気づいて適切な治療をすればうつ病は必ず治ります。
もしあなたが、原因不明の身体の不調の症状に悩まされているなら、一度ぜひ心療内科や精神科を受診してチェックしてみてください。とりあえず相談だけしてみることが大切だと思います。
子供の場合はどうでしょうか??
子どもは行動や感情を吐き出すエネルギーがとてもあるので大人と同じようなうつ病の症状は起こりにくいと聞きますが、子どもは、親や友達との関係がうつ病になる大きな原因としてあるようなのでチェックが必要です。
皆さんの周りではどうでしょうか?重い症状にならないようにチェックされてみることをオススメします。
親が自分の事をどう思っているのか、友だちからどう思われているか、子どもの自尊心に大きく影響すると思いますので一度チェックしてみてください。
大人から見ると些細なことのよう見えても子供にとっては大きな問題であるとそれが原因でうつの症状が起きることもあります。
子どもはゆううつな気分や悲しいというよりは、イライラすることがとても多いようです。
小学生のころなら嫌な気分としか感じませんが、思春期になると孤独感などで自分を攻め続けたりして、深刻な問題になりがちですので早めのチェックが必要です。
、大人は感情表現を言葉で言うことが出来ますが、子供は言葉で伝えることがまだ難しいので、感情を行動で表すことが圧倒的に多いようです。
そのため、子供のうつは気づきにくいことが多いようです。
子どものうつ病は、まだわかっていないことが多いので病院へ受診してチェック、相談をするといいと思います。
ひとことにうつ病といっても、さまざまなケースがあるので子ども本人やその家族もどうしたらよいか分からないものです。
うつ病の可能性を感じたら専門医に相談してチェックしてみましょう。
1-3. 興味があったことに対して無関心になってきたらうつ病の症状かも
興味があったことに対して、最近何だか楽しいと思えなくなって関心が薄くなってきたらうつ病の症状かもしれません。自分からすすんで抵抗なく取り組めていたのに、やる気が起きず億劫になっていきます。集中力が低下することも大きな特徴としてあります。
日々の忙しく○○しなければならないという駆り立てられた生活に追われているのではなく、定期的にチェックして自分自身と向き合い会話をして、自分の気持ちやストレスを自在にコントロールする機会を沢山作れるといいですね。
特に感情抑圧はなるべくしないほうが良いと思います。
自分も「我慢グセ」があったのですが、これは何も良い事がありません。
うつ病の初期の症状が出ていないかよくチェックしてみましょう。
うつ病の症状が出始めた頃に起こる症例のチェックとしてかなり多いのが食欲が向かず食べても少食であることや体重が増えていくことや睡眠が満足にとれず寝付けなかったり、早朝に目が覚めたりすることが挙げられます。
食欲についてチェックですがうつ病になると、一般的には食欲がわかず三食まともに食べられなくなることが多いです。
何を食べても美味しいとか美味しくないなどの味を感じることが出来なくて、食べなくてはいけないという強迫観念から無理やり口に入れているという方もとても多く感じます。
自分の知り合いでも食べずにいて体重が1ヶ月に約5キロも減ってしまった人もいます。
自分の体験では過食の時期がありましたね。気持ち悪くても何故か食べ続けて、体重が約10キロ位増えた経験があります。
逆にものすごく食欲が増す傾向もあります。食欲がわくときは甘いものなど特定のものばかり食べたくなるようです。
自分の体験ではパスタ、ご飯、野菜なんでもとことん詰めて食べてましたね。
1-4.親の口出しが多い過干渉も原因の一つ!
親が過干渉気味ではないか客観的に捉え、子供との距離感や関わり方をコントロールする方法です。
大切なのは、早めに子供の状態に気が付くこと、問題を自覚してコントロール方法を身につけることです。
絶対にああしなさい、こうしなさいという言い方を続けると、子供は息苦しさを覚えて気力を失います。自分自身も経験ありますが、自主的にやろうとしてるところへ命令口調で言われると一気にやる気を失ってしまいます。
子供の逃げ道を奪って追い込んでいることになるので、まずはその危険性について認識することが重要です。
1-5. 人とのコミュニケーションが苦手で上手に頼れない!
誰とも話さない期間があまりにも長いと誰でも鬱々とした気持ちになりがちだと思います。
そんな時は天気、世間話など当たり障りない話をしてみる事も一つあります。日本人など、そもそもそんなに饒舌に話す人より、聞き役に回ってくれる人が意外と好まれる傾向にあるように個人的には感じています。
克服方法の実践において大切なのは、自分を第三者的に把握する視点を持って、視点を見失わないように会話を発展させることです。
更に、話題に詰まると会話が途切れて沈黙に入りますが、沈黙を恐れて無理に会話を再開させないのも成功のコツです。
会話は交流や情報の共有、共感などを求めたり楽しむものですから、余裕を持って無理のないペースで楽しむのが正解です。
こちらの記事も参考にしてみてください!
会話が乏しいのもうつ病の症状? | 心の充電部屋 (utsubyou-kaizensuru.com)
1-6. 自分自身の問題以外に季節も関係してます!
秋が深まり夏みたいな暑さも終わった頃から本格的な冬になるにつれて冬季うつと呼ばれる原因が顕著になるのは冬至によって太陽から降り注ぐ日光の力が弱まり時間も短くなってしまい、脳内においてセロトニンというタンパク質が著しく減少するためです。
さらに、人間には体内時計が備わっており体内時計を正確に刻むために調整する役目を果たしているのが太陽光なのですが、日差しが出ている時間が短時間になってしまうと体内時計の調整をする事が出来なくなり、初めのうちは小さかった狂いが少しずつ大きくなっていき最終的にホルモンの分泌に悪影響が生じます。
夏には一般的な起床時間には既に明るくなっているので、それよりも早く起床するようにし日の出と共に外に出てウォーキングなどに汗を流すようにしましょう。
太陽光を全身に受け止めると冬に減少するセロトニンを意識的に増幅させられるので、不安感や焦燥感を取り去り充足感を抱くようになりますしウォーキングにより全身の血行が高まっているので、気持ちも軽くなり爽やかな1日のスタートが切れるようになります。
1-7. テレビを見ても全く笑わなくなっていたら既にうつ病の入り口に来てるかも!
最近テレビを見ても何も感情が動かないことがありませんか?
もしあるなら既に疲労が蓄積していて、うつ病の入り口まで来てる可能性も考えられます。
短期的になら問題ないですが、2週間程度連続で続くようなら要注意です。
こんな事でもストレスのかかり具合が判断出来ますので自分でも最近どうなのかチェックされてみてください。
これは自分自身も本当に当てはまっていて、お笑い番組でも全く面白く感じられず、虚しさ、悲しさが勝ってしまって自然と涙が浮かぶような状態にまでなっていました。
逆に笑える機会が多いなら、うつ傾向ではないとも判断できるので分かりやすいチェック方法の一つとも言えるかもしれません。
1-8. 体のだるさがいつまでも取れない
健康な人であれば一晩寝れば疲労が取れるものですが、朝から1日中だるさが続くようであれば、既に疲労の限界に達してる可能性があります。
1週間以上でも続いてたら早急に休養を取ることを優先してください。そしてマッサージ等でそれ以上ストレスがかからないようにしましょう。自分も経験ありますが、「だるい」と言っても本当に少し動くことすら考えこまないといけないほど苦しいんですよね。
1-9. 好きだった音楽を聴いても何も感じなくなる
これも分かりやすい判断材料だと思います。気分転換の為に音楽聞く人は多いと思いますが、少しも気分が上向かないようであればストレス過多の状態だと思います。ゆっくり過ごす時間を作り、悩み事は必ず誰かに相談するようにしましょう。
自分の場合、自然と涙がこぼれる状態にまでなっていました。
1-10.仕事の効率が以前より悪くなったと自覚出来る
以前まで難なくこなせていた仕事にミスが増えたり、時間が明らかにかかるようになるように感じたら要注意です。集中出来ない、理解力が落ちた等があります。
1-11. 真面目過ぎると言われ、完璧主義であると自覚がある
何でもキッチリしてないと気が済まなく、真面目過ぎると言われたことはありませんか?本来とても良い評価を受けるべきだ思いますが、仕事では時には自分を緩める必要も出てくると思います。自分以外を観察してみてください。
何とか上手くやってる人は上手に休み自分が潰れないように対応してると思います。過去の自分もかなり言われてきました。「頑張り屋」とか言われてましたが、自分では普通のつもりだったんですが、周りからはそう見えるんですね。
1-12. 家族や友人からの励ましにイライラすることがある
これも自覚ある人が多いのではないでしょうか?既に頑張り続けている時に、さらに励まされるとイライラしますよね。もう一杯一杯なのにこれ以上頑張るのは無理なことです。時にはハッキリと断ることを実行したり、意思表示をすることも大切です。
1-13. 一人ぼっちの感じで孤独感でいっぱい
孤独感を感じる時、皆さんはどう対策していますか?人は誰しも一度は孤独を感じるもの。
しかし、その孤独感が強くなり、日常生活に影響を及ぼす時、私たちはどうすれば良いのでしょうか。私たち人間の心理や感情は複雑で、それぞれの孤独感には個々の理由があります。しかし、その中には共通するパターンもあります。
自分に自信がなかったりマイナス思考、人と比べる癖がある等、このようなタイプだと孤独を感じやすいです。
うつ病の治し方の中でもこれだけは外せない3選!! | 心の充電部屋 (utsubyou-kaizensuru.com)
2. 自分のうつ病体験、どんな症状だったのか?
自分の体験ではまず、ある朝に頭に違和感を感じたことが発端でした。
痛みがあるわけではなく頭が重く感じ床を這うようにしてほふく前進することしか出来ませんでした。
顔を洗う、歯を磨くといった普段であれば考え込まなくても出来ることが非常に困難になっていきました。
次に、
早朝の散歩、ジョギングが日課だったのにやる気がなくなり、外出するときも服装を気にしなくなったりなどの症状です。また、だんだんと服装を選ぶ時に無意識のうちに暗い色ばかり選んでいました。
物事に対しての興味や関心が薄れてしまい、今までは覚えることが簡単であったようなことも困難になったり、判断するスピードが遅くなったりもします。
皆さんの周りでこういった方はいませんか?予防する意味でもチェックしてみることが大切だと思います。
過去の自分が全くこの症状だったのでかなり辛い経験をしましたね。うつ病の症状は頭が痛いとかいうわけではなかったですが頭が常に重い感じで特に辛かった症状は興味が何もなくなることでしたね。
車や旅行が好きだったのですが関心がなくなってしまって雑誌やDVDも処分してしまいました。
うつ病はケガと全く治り方も違うので本当に辛かったですね。
夜の19時頃にはもう部屋の電気を消して眠いわけでもないですがしんどすぎて横になりたいのでベットでひたすら横になって時間が経過するのをひたすら待っていたような感じでした。
眠いのではなく少しでも横になっていないとしんどくてしょうがなかったんですね。
自分の場合はチェックする以前にもう大分、症状が重かったです。
自分はうつ病経験者であるので、今苦しんでいる方の気持ちが経験してない方よりは理解出来ると思います。
人に話を聞いてもらうことで緩和することもあると思いますので気軽にコメント頂ければと思います。
うつ病の原因はすぐ側に散らばっています。初期の違和感の症状をチェックすることが大切になります。
引用元:うつ病診断テスト | 慈友クリニック (jiyu.or.jp)
:銀座心療内科クリニック|銀座駅徒歩2分 GINZA SIX隣 (ginza-pm.com)