仕事に集中できないほどストレスを感じている原因がある場合は、自分が気持ち良くなれるストレス解消法を試してみるのがオススメです。
特に日本人は仕事ありきでプライベートを犠牲にしてでも仕事を優先してストレスの原因を増やしがちです。
ストレス解消法というとなにか大掛かりなことをしないといけない気がしますが、そんなことはなくお金をかけなくても充分に悪いストレスから離れる方法はいくつもあります。
ストレス解消といっても具体的に何をして良いか分からないことありますよね!
気軽に出来るストレス解消法を紹介していますので参考にされてみてください。
この記事の内容
1.そもそも仕事に集中できない原因とは?
ストレスから仕事に集中できない時って誰もが経験ありますよね。
もちろん自分自身も仕事に集中できない経験ありますが、元々ストレスの根本原因ってどんなことが挙げられるのでしょうか?
例えば午前中は仕事の調子が良くても午後から仕事の効率が悪くなる原因として実は睡眠不足があったりします。
充分に眠れていれば仕事中の眠気はそこまで酷くならないものですが仕事の効率が著しく悪くなるならそれも原因として挙げられます。
他の原因として仕事の人間関係や業務内容の事で悩みを抱えたままにしているというのもあります。
この原因の解消には自分自身もかなり苦労しましたが、とにかく「人に話す」ということを絶対にしてほしいです。
2.仕事に集中するためのストレス解消法5選
2-1.仕事のことを忘れ時間を気にせずひたすら寝てみる
基本的には不足を見直し改善するのがポイントで、例えば睡眠不足であれば思い切って仕事のことはいったん忘れて好きなだけ寝てみるのが良いでしょう。
これは自分も経験ありますが、たまにはアリだと思っています。
案外、眠るだけで身体だけでなく脳の疲れも取れて、仕事に集中できない原因も解消されてスッキリとリフレッシュ出来ることになります。
またよく眠れると仕事への集中力が回復しますから、驚くくらいに仕事が捗ることになる可能性もあります。
睡眠の質は寝具や環境による部分もあるので、寝心地の良い寝具に替えてみたり、温度や湿度を調整してより快適な空間を作ってみましょう。
逆に眠ってもストレスを感じたり集中できない時は、運動不足で身体の動きが悪くなっていたり、血流が停滞している恐れが懸念されます。
運動不足のストレス解消にはとにかく身体を動かすのがベストで、30分ほど歩いてみるだけでも違いますし、汗を流せば頭も仕事のストレスも緩和してスッキリします。
適度な良い疲れを感じると、自然に眠りにつきやすくなりますし、目覚めも改善されて仕事に集中できない原因になっていたストレスの軽減が実感できるはずです。
学生の頃に眠りの質の事で悩んだことがないのは運動量が豊富だったからかもしれません。
頭だけであれこれ考えこむのではなくて体を動かして仕事のストレスを解消しましょう!
2-2.筋トレで自分を鍛えてストレス耐性UP
筋トレも実はストレス対処に役立つ方法で、肉体的な強化が精神面を補ったり、筋肉の変化が自信に繋がりストレスに負けにくい身体が手に入ります。
毎日のように鍛える必要はなく、ムキムキなマッチョを目指さなくても良いですし、気が向いた時に鍛えたい部分を鍛えるので十分です。
「毎日必ずやらなければ」という強迫観念にとらわれるとそれがストレスの原因になってしまいます。
ただ、目標を決めたらサボらないようにして、最後までやり抜くことは大切です。
目標設定はあまり高くすると逆にストレスの原因になるので気を付けてくださいね。
2-3.集中できないなら食事でセロトニンを増やす!
偏った食事内容も実は仕事に集中できない原因の1つで、栄養バランスの偏りや乱れが、ストレスに対抗するバリアを弱めていることが考えられます。
昔から食事の量は腹8分目が良いと言われていますが、これは内臓を疲れさせない為で、余計なエネルギーの消費を防ぐのが理由です。
暴飲暴食は仕事のストレス解消に役立ちそうなイメージではあるものの、一時的に満足感を覚えるだけで、後は疲れを感じたり更に仕事に集中できない原因に繋がります。
それと、食べ過ぎは血糖値が上がり眠くなるので、集中できない場合は炭水化物の摂取の仕方に原因がある場合があるので考え直す必要があります。
仕事で頭を使うと確かに甘い物が欲しくなりますが、糖分を摂り過ぎると反対に頭の働きが鈍くなり仕事に集中できない原因となりやすいので要注意です。
しかし、バランスの良い腹8分目の食事は物足りなさを覚えることもあるので、時々好きな物を好きなだけ食べる日を作ると、我慢によるストレスを解消するのに役立ちます。
セロトニンというのは別名 幸せホルモンと呼ばれたりして幸福感を感じた時に分泌されるホルモンとして知られています。
2-4.仕事の休憩中にストレッチで体を緩めてみる
仕事場で集中できないと感じる時は、座ったままでも出来るストレッチで腕や首、背筋を伸ばしたり、一旦席を立って少し歩いたりしてリフレッシュすることをオススメします。
特に、長時間イスに座ってパソコンの画面を見つめてばかりいると、身体の各部が凝り固まって血流が悪化して仕事に集中できない原因を作ってしまいます。
目も疲れてぼやけて見えたりするとイライラしてストレスが溜まり、小さい文字を見ようと凝視することで、疲れが増して感じられることになります。
座っていて疲れた場合は難しく考えず、シンプルに立ち上がり身体を動かしてストレッチするのが正解です。
近くを見続けて目が疲れたのであれば、窓の外を見て遠くを見つめてみるのが、簡単なストレス解消法となります。
目のストレッチはこんな簡単な事でもきちんと意味があるんですよ。
肩揉みやマッサージなど、他人にやってもらう施術は気持ちが良いものですが、仕事からのストレスが緩和してもそれは一時的なものです。
やはり、根本から対処したりストレス解消を図らなければ、何度も繰り返してイライラが増すばかりとなるでしょう。
ストレッチは道具もお金も不要ですし、自らの身体を使って各部位の筋肉を伸ばせますから、簡単便利で安上がりです。
即効性が期待できる上に、短時間で一定の効果が得られるので、また行き詰まったりイライラしても直ぐにストレス解消ができます。
2-5.ストレスから離れリラックス状態になることが大切!
リラックスして仕事の疲れを癒やす、これも仕事に集中できない原因を解決する近道です。
お風呂は日頃の仕事のストレスを取るのに有効で、お湯に浸かると血行が促進されて自律神経のうちリラックス状態の時に働きやすい副交感神経が活発になり何も考えずに済むようになりやすいです。
ただし、熱いお湯は血圧を上げてしまい、血管や心臓に負担が掛かって良くないですから、少し物足りない温めに長く浸かるのが無難です。
入浴の前後と入浴中には水分補給を忘れずに、お湯には好みの香りの入浴剤、あるいはアロマもオススメできます。
それから集中できないくらい仕事のストレスを抱えていたら思考がぐちゃぐちゃで頭が上手く働いていないので、デスクの上や身の回りの断捨離をしてみることもオススメ出来ます。
断捨離は余計な物を処分して、集中できない原因になっている仕事のストレスを減らすことが出来る方法です。
視界に入る物の数が多いと、脳はそれを負担に感じて思考に影響をきたす原因になるものです。
また、いつか着るつもりで残してある洋服や、使うかどうか分からない物の蓄積も、思考に影響するのでなるべく早く処分するのが得策です。
誰かに聞いて欲しいグチがある時は、信頼できる友人などに会って話を聞いてもらうとスッキリするでしょう。
今は電話やメールでカウンセリングもやっているので気軽に相談することが大切です。
普段行かないような場所に足を伸ばしたり、体験した事のないことに挑戦するのもありです。
外出や遠出が難しいのであれば、非日常的なテーマを扱った映像作品を鑑賞することでも、スッキリとストレス解消できます。
感情を紙に書き出して言語化すると、心理状態が客観的に把握できるので、対処の為にどうするのが良いか見えるきっかけになります。
このように、頭のリフレッシュに繋がる方法はいくつもありますから、1つずつ試してみて自分に合うストレス解消法を作っておく事をオススメします。
3.自分自身のストレス解消法
自分自身もストレス解消が下手だったので、あの時こうしておけば、うつ病など患ってないのにと元気になった今でも振り返ることがたまにあります。
自分もそうでしたが、うつ病を患う方に共通していることとして「人に相談しない」というのがあります。
本当にこれは失敗だったなと思っています。
一人だけでずっと仕事関係の悩みを抱え込んで誰にも相談することはありませんでした。
寝る直前でも仕事内容の事を考え続けてストレスをどんどん膨らませていたんですね。
逆にうつ病になりにくい人というのは良いことも悪いことも「人に話す」ということを自然と実践しているように思いますよね!
うつ病を克服出来た今だから言えますが人間など一人ではそもそも生きていけないし、そんなに力量があるわけではありません。
最近辛いなぁとかため息が増えてきだしていたら既に疲労は結構溜まってきているものです。
間違っていると思われることでも良いんですよ。信頼できる人に話してみることです。
一人で悶々とするのはもう止めましょう!!
自分自身が定期的に続けていたのは朝起きたら先ず、近所を散歩すること、そしてスーパー銭湯へ通うことを半年くらい続けていました。
即効性があるわけではありませんが、その時だけは気分が緩和していましたね。
うつ病は一人だけで克服はなかなか難しいものです。
必ず誰かに「話す」ということを実践してほしいです。