仕事ができない人の特徴ってどんなタイプかまとめてみました。

職場に仕事ができない人がいるというケースは多いことでしょう。そのような人は特徴によっていくつかのタイプに分けられるケースがあります。

気になる仕事ができない人のタイプとは?

もしも自分がアドバイスをする立場であれば、以下のまとめをチェックしてみて相手がどれに該当するのか把握しておくとも参考になると思います。

最もスタンダードなタイプは仕事のスピードが遅い人です。

ただし、もちろん遅い=悪いという決めつけはいけません。

反対の発想をすれば丁寧で正確であるともとらえられる場合もありますしね。

業務がよほど細分化された大企業以外は、いくつかの作業を並行して進めるのが当たり前となっています。

しかし1つのことしか担当できず、しかもゆっくりとしか処理できな人が存在します。

その原因として睡眠不足などの体調不良からの集中力の欠如や慎重過ぎる性格が挙げられたりします。前者に多いのは、ただ時間が過ぎるだけでも給料をもらえるので、一生懸命働く必要はないと考えている人です。

そういうタイプの人は出来高制の仕事なら格段にモチベーションが上がることが多く、成果主義の導入などによって改善出来る場合もあるでしょう。

後者は失敗を恐れるあまり細かなところまでこだわってしまいます。必ずしもデメリットとはいえません。経営者の場合、部下へのアドバイスの仕方を変えて聞き役にまわってみるのも有効なので試してみるのが良いと思います。

渡部
自分の場合でお話しすると、やはり細かいことに気づいてしまう性格が良いほうへ現れたり、悪循環になったりと両方ありました。
渡部
人は感情で動く気質があると思っているので伝え方、言い方で変わっていくことが多いと思っています。

2番目のタイプは同じミスを繰り返すタイプの人であり、新入社員の時期を終えても成長が見られません。そのような人たちに共通しているのはメモを取ろうとしないことです。

メモについて個人的に気になっているのは何でもスマホ入力しようとする点です。古風に思えても手書きの方が圧倒的に早いと思います。

たとえば、機械の操作についてレクチャーを受ける時も、ただ最後まで話を聞いているだけです。その日は指示どおりに作業できても、数日経って行おうとすると失敗してしまいます。

そしてレクチャーした人に質問するけれど、またメモを取ろうとはしません。間違えても教えてもらえば良いと考えており、相手がその都度時間を浪費することに対して罪悪感がありません。

注意するとメモを取りますが、習慣として根付くまでには時間がかかります。

そのため、ミスがずっと繰り返されることになり、自分以外にも悪影響を及ぼすことになります。単純に能力が低くてミスをしてしまうなら、レベルアップや担当業務の変更によって改善を試みると良いでしょう。

ミスとした時どうフォローしますか?

次のタイプもそれと似ていますが、ミスをした時のフォローが下手な人です。少しも間違えない完璧な人は存在しません。

そう見えるのであれば、その人はミスを迅速にフォローするように努めているのです。周囲に悟られるよりも早く修正するため、実質的なダメージはほとんど発生しません。

一方、仕事ができない人は些細なミスでもフォローできず、傷口が時間とともに広がっていくのです。その結果、最終的に部署単位や企業レベルの問題に発展してしまうケースも珍しくありません。

ミスを減らすことも重要ですが、人材不足のビジネスシーンにおいて、自主的に問題を解決していける人はとても重宝されます。

従業員教育によってフォローの大切さや方法を伝えていきましょう。
自分流の方法に固執しすぎる人も仕事ができないタイプの特徴です。

これは過去の自分もそのような傾向があった気がするので気を付けていることです。

誰もが程度の差があれ少しはあるのではと思うのですが何でも自分流を貫いていては上手くいくものも上手くいかなくなります。

良く言えば気持ちが真っすぐとも言えますが頑固ともとらえられるで注意が必要です。

ただし、こちらはずっと仕事ができないわけではなく、以前は輝かしい功績を挙げていた場合もあります。

身のまわりでも過去の栄光をいつまでも引きづっている人はいませんか?

その時の方法が絶対的なものだと信じて疑わず、新しい方法を取り入れられないというわけです。

渡部
仕事の経験年数が長い人にこの傾向はありがちではないでしょうか?

例えば、自分の足で契約を勝ち取ってきた営業マンは、ITを駆使する現代の営業スタイルに馴染めないケースが見られます。

そのような営業マンは、信念を持ってアナログ的な方法を貫こうとすることが少なくありません。オンラインの取引では真心が伝わらないと考えて、必ず相手と直接会って話をするといった具合です。

相手が同じような考えの持ち主なら功を奏す場合も多いと思います。

もちろん、これを全面否定しているわけではないですからね。

しかし、効率を重視する企業であれば、迷惑に思われて契約を断られるリスクもあるのです。そのような可能性も考慮して、相手のスタンスを見極めて柔軟に方法を選んでいくことがより良いのではないでしょうか?

自分自身の体験談

自分自身の場合は、うつ病を患っていて働いていない期間が長く20代後半くらいからようやく一つの職場で長続き出来るくらいまでになりました。

回復期には色んな短期アルバイトを経験して複雑な人間関係も経験してきました。

個人的に仕事ができない人だと思うのは執着が強すぎたり、コミュニケーションが皆無だったりするというのが特に気になる点です。

仕事の能力以前に向いてないことを気合で頑張ろうとするのも余計に苦しくなっていく要因ではと思います。