誰にも会いたくないと思う時や人と話したくないと思う時というのは、誰でもたまにはあることでしょう。
悩みを抱えていたり、体調が思わしくなかったりする時にはそのような気持ちに傾いてしまうということも珍しくはありません。
誰にも会いたくないと思う期間が長い時は要注意!
しかし、誰にも会いたくないと思う時や人と話したくないと思う時がそれほど長く続くのではなく、悩みがあるときや体調不良のときだけであれば、それほど深刻になることもありません。
また、その状態が良くなることで普通に人と会ったり話したりすることができるようになるからです。
もしも、誰にも会いたくないと思う時や人と話したくないと思う時が継続して続く場合には注意が必要です。
なぜならば、その心理状態はうつ病の症状かもしれないからです。
うつ病になってしまうと、体の症状だけではなく心の症状も現れてきます。
まず、抑うつした気分になってしまうので、すぐに気分が落ち込んだり悲しい気持ちになったり憂うつだという気持ちになったりします。
そのため、自分には希望が何も持てないというような気持ちに変わってしまうのです。
次に起こるのが、思考力の低下です。
これまでなら、何気なく行っていた家事や仕事でも、集中力が低下してしまうのでぼんやりとしてしまったり場合によっては失敗をしてしまったりするということもあります。
そのため、仕事の能率が落ちてしまったと自分を情けなく思ったりつまらないと思ったりしてしまうようになります。
失敗を恐れることで小さな決断もしづらくなってしまうということも少なくありません。
生きていくことは、毎日が小さな決断をして積み重ねていかなくてはならないものなのですが、このような心理状態になってしまうとその決断すらしづらくなってしまうのです。
その上に注意力が散漫になってしまうので、人のしゃべっていることをすぐに理解することができなくなるようになります。
そのため、誰にも会いたくないとか人と話したくないとかいう気持ちになってしまうのです。
例えば、普段つき合いのある友達でさえ話すのが億劫になってしまうので、誘いを受けてもあまり話したくないという気持ちが先行してしまうので、だんだんと疎遠になってしまいます。
そして、このような心理状態が起こることですべてにおいて、意欲的に行動することができなくなってしまいます。
これまでだったら好きだった趣味や仕事でも、どうしてもやる気が起こらなくなってしまいます。
そのために、友人や知り合いだけではなく、家族であっても話すのが億劫で面倒くさくなってしまうという場合もありますし、ささいな会話にも楽しみが見つからなくなり、話すことがつまらないと感じてしまうようになることもあります。
そのため、普段から見ていたテレビや新聞を見ていても楽しみがなくなってしまうので、投げやりな気持ちになって遠ざかってしまうこともあります。
また、洋服やヘアスタイルなど身だしなみについてもあまり意識がいかなくなるので、人から見られることもあまり気にしなくなります。
ささやかなおしゃれさえもしなくなることも珍しくはありません。
そうのような姿を自分で見ることでさらに気持ちが落ち込み、以前の元気だった頃の自分とはまるで違うということに落ち込みを感じてしまうようになるのです。
そのため、不安や焦燥感に駆られてしまうばかりで、自分を否定してしまいます。
中にはそのような不安や焦燥感があることで、落ち着いてじっとしていられないというタイプの方もいます。
さらに、日常生活に張りが感じられなくなります。
誰とも話したくない期間も長期に続けば体へも異変が!
うつ病は、これらの心理面の症状だけではなく、体の症状も同時に起こってくるので、本人にとってはとても辛いものがありますし、周囲で見ている家族にとっても深刻さがあります。
そのために誰にも会いたくないとか人と話したくないとかいう気持ちになるのも、当然といえば当然のことでしょう。
このような気持ちが長く続く場合には注意が必要です。
出来るだけ家族や身近にいる方が理解を示していくことが重要です。
受診をすることも大事ですが、このようなうつ病の症状がある場合には、本人が受診をためらうことも少なくありません。
まずは、家族がこのような気持ちになっていることをよく理解しておくことが必要です。
このような心理状態になることは、誰もがありうることですので、誰にも会いたくないとか人と話したくないとかいう気持ちになった場合には、注意をしておく必要があります。
心の症状と身体の症状が複合して起こるのが、うつ病ですので、周囲にはわがままだとか気力がなくて弱気になっているとか判断されてしまい誤解を招くこともよくある話です。
うつ病には、このような独特の症状が複合して起こることを知っておくことで、早い段階で適切な治療を進められるようになれば、回復ももちろん目指すことは可能です。
出来るだけ、このような気持ちになっている方がいれば、うつ病のサインかもしれないと疑ってみることが大事だと言えるでしょう。
長期間、うつ病を患っていると、誰にも会いたくないとか誰とも話したくないと思うことが頻繁に起こることが多いです。
これらの症状になるのも、うつ病の大きな特徴で、常に憂うつな気分になることや不安感が強くて人とコミュニケーションをとることを避ける傾向が強く出る事があります。
うつ病の克服へ向けて治療を続けていてもこうした症状が出る事はよくあるので、周辺の友人、知人などの人々はうつ病の症状にどう対応していいのか分かりにくいことがあります。
友人と一緒に出かける約束をしていても、うつ病の症状が出てしまって誰にも会いたくないという気持ちになってしまったとか、家族と話をしている途中でも集中できずうわの空でもう疲れたとか、うつ病を患うとこんな症状が現れます。
うつ病のことを知らない人であれば、付き合いの悪い人でなんとなく感じが悪い自己中心的な人と思われてしまいますが、うつ病という病気のせいでそんなしんどい思いをしているんです。
うつ病が他人に理解されにくいの一見普通に見えても実が違うという点でただの性格が悪い人とか変わり者と勘違いされてしまうことも多く見られます。
誰にも理解されないということからうつ病であることを他人に話すことに抵抗がある方も多いのではないでしょうか?
もし理解してもらえなかったらどうしようとか変に偏見を持たれるのではという不安からうつ病の症状がより悪い方向へ進んでしまうこともあります。
うつ病は誰でも患ってしまう可能性のある本来は身近な病気なのですが、一人きりで孤独に思い詰めてうつ病の症状をどうにか解決しようと悩んでいる人も少なくありません。
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