無気力になるのは親の口出しが多過ぎる過干渉も原因! これだけは抑えておきたい2つの対策

子供が無気力になるきっかけの1つに、親の口出しが多過ぎる過干渉があります!

子供の無気力を防ぐ親側の対策には、どのようなものがあるでしょうか?

複数あると思いますが、外せない対策法として今回は2つ挙げてみたいと思います。

1. 過干渉な親は自分の理想を子供に押し付けすぎている!

1つは、親が過干渉気味ではないか客観的に捉え、子供との距離感や関わり方をコントロールする方法です。

大切なのは、早めに子供の状態に気が付くこと、問題を自覚してコントロール方法を身につけることです。

渡部
過干渉気味の人は、子供に対して理想を押し付け過ぎる傾向があります。

絶対にああしなさい、こうしなさいという言い方を続けると、子供は息苦しさを覚えて気力を失います。自分自身も経験ありますが、自主的にやろうとしてるところへ命令口調で言われると一気にやる気を失ってしまいます。

子供の逃げ道を奪って追い込んでいることになるので、まずはその危険性について認識することが重要です。

テストの点数が想定より低かった場合に、ついつい頭ごなしに勉強しなさいと言ってしまうことがあります。

得意科目にしても苦手科目にしても、点数が低かったことには理由があるはずなんです。

怠けて遊んでばかりいたなら叱られても仕方がありませんが、勉強したのに思ったより低い点数だった場合は、周りの人たちのフォローが必要です。

渡部
子供に何か言いたい時は、相手の言い分に耳を傾ける姿勢で、優しく問いかけることをおすすめします。

怒った顔で怒鳴られれば誰でも萎縮しますし、それが子供となれば耐えるだけでもストレスです。

子供を追い詰めないように逃げ道を作ってから、向き合って話をする接し方をするのが、子供の無気力を防ぐ対策になります。

子供が親の過干渉が気になったら、口出しをし過ぎないでほしいと気持ちを伝えることが大切です。

もちろん感情的にならず、落ち着いて自分の気持ちや希望を伝えるのが望ましいといえます。

言っても聞いてもらえなかったり、否定されてしまったりする場合は、自宅以外の場所や信頼できて相談できる相手を作って逃げ場にしましょう。

言って理解して改められる人であれば、子供を無気力にさせることはないです。

しかし言っても通じない、分かったと言っても改められない場合は、子供にとって絶望という他なくなります。

子供がのせいで自分が無気力になると感じるなら、過干渉の影響を少しでも減らす対策が必要です。

家を出られるならその方が良いですし、早く自宅を抜け出して自立できれば、自分の人生が送れるようになります。

未成年で家を出るのが難しく、自宅で生活しなければいけない場合は、距離を置くように心がけるのが対策の基本です。

距離というのは物理的なものと心理的なもので、物理的にはリビングで過ごす時間を減らしたり、外出する時間を増やしたりするのが有効です。

心理的な距離感の対策は、親の言葉の1つ1つを真正面から受け止めないようにすること、気を紛らす方法を身につけて実践するなどです。

2. 無気力が続くようなら専門家に相談する!

精神的に辛いと感じたら、我慢せずに専門家に相談することも大切です。

成人まで我慢して耐える方法もありますが、我慢し過ぎると心も体も壊れてしまうので注意です。

過干渉はする本人には自覚が乏しく、指摘しても自分事と理解出来ないことがあります。

される側はたまったものではありませんが、言っても解決しないのであれば、子供の側が対策せざるを得ないです。

言葉は思った以上に人を縛るもので、子供にとっては鎖のように巻き付いて身動きを制限します。
それが何度も繰り返し言われた言葉ほど刷り込まれ、まるで呪いのように染み付いて離れないわけです。

一度無気力状態に陥ると、抜け出すのが難しくなるので、動けるうちに対策を始めるのがベターです。
反抗的な態度や家出は余計に干渉を強める恐れがあるので、周りに相談できそうな大人を見つけて、勇気を出して相談した方が良いでしょう。

話を真摯に聞いてもらえる相手がいれば、気持ちを吐き出すだけでも楽になれます。

義母からの過干渉の場合のストレス対策って具体的にどうしたら良い? | 心の充電部屋 (utsubyou-kaizensuru.com)

3. まとめ

まず自分自身の感情を素直に正確に認識する事が大切だと思います!

自分がどう感じているのか、何が辛いのかを理解することが大切です。

次に、その感情を素直に親に伝えることです。或いはカウンセラー等専門家に吐き出す事です。

具体的な事例を挙げ、自分の気持ちを正直に話すことで、親も理解しやすくなるでしょう。

もし直接話すことが難しい場合は、手紙やメールなどを使うと良いかもしれません。

また、親の気持ちも理解しようとすることも大切です。

親はあなたのことを心配して過干渉してしまうのかもしれません。

その心配を理解し、自分自身が自立するための努力を示すことで、親の過干渉も減るかもしれません。

そして、自分自身の時間を持つことも重要です。

趣味や友人と過ごす時間など、自分だけの時間を確保することで、無気力感から抜け出すことができます。

また、ストレスを発散するために運動をするのもおすすめです。

もし、親からの過干渉が解消されない場合は、専門家に相談するのも一つの方法です。

心理カウンセラーや生活相談所など、様々な相談窓口がありますので、適切な支援を受けることをお勧めします。

最後に、自分自身を大切にしましょう。

他人の意見や期待に振り回されるのではなく、自分自身の幸せとは何かを考え、自分の道を進むことが何よりも大切です。