結婚後も親が過干渉してくる場合の対処法3選!

結婚後もが過干渉してくる場合は、夫婦で話し合って対応を決めるのが基本的な対処法となります。

夫婦で話し合わないことには一貫した対応が出来ないので、まずは二人で話し合うことをおすすめします。

話し合うのは親にどのようなことを言われたのか、何を過干渉だと感じたかなどです。

1. 結婚しても親が過干渉してくる場合の対処法3選

1-1 親と話し合いをしてお互いの価値観をしっかりと確認する

具体的な内容をテーマにして、結婚した二人の価値観を確認することが大切だといえます。

価値観に相違があると、一方は気にならなくても、もう一方は非常に気になるといった状況が発生します。

これでは夫婦で一貫性のある対応が難しいですから、対策を始める前にお互いの価値観を確認して、擦り合わせる必要があるでしょう。

お互いの価値観や考え方を共有できれば、一緒に協力しながら対応できるようになります。

渡部
話し合いを円滑に進めるためにも、親子の間で気になる出来事があれば、会話ややり取りの内容をメモを取るなどして記録に残しておくのが良いでしょう。

 

同じ対応を何度繰り返しても過干渉が止まらない場合は、更に他の対応を行うことが必要です。

過干渉は必ずしも悪気があるとは限らず、子供を心配して干渉してしまうケースが少なくないです。

しかし、子供にとっては気になる問題ですし、結婚して自分はもう大人なのだから放っておいてほしいという、反発心が生まれることになります。

子供の立場で言ってほしくない、してほしくないことがあるなら、相手に直接伝えて理解してもらうことが重要です。

頑固な人は聞く耳を持たないことが考えられますが、最初から諦めるのではなく、気持ちや考えを伝えて反応を確認してから、今後の対応を決めるのが賢明です。

1-2 親から過干渉が続くなら適度に距離を取って付き合う

頭ごなしに子供の意見を否定してくるなら、何を言われても無視をすることが対応の1つになります。

反論すると言い合いの喧嘩に発展する恐れがあるので、冷静に自分が思っていることを伝えて、以降は適度に距離を置くのが無難でしょう。

価値観の相違は夫婦間にもありますが、結婚した夫婦以上に大きい価値観の違いを埋めるのは困難です。

渡部
血の繋がった者同士でもそうなので、無理に相手を納得させることは考えない方が良いです。

価値観を押し付けるのは間違いですし、納得させようとエネルギーを費やすのも正しいとはいえないです。

1-3 親との連絡手段を減らす

こちらが距離を取っても向こうから近づいてきて過干渉をするなら、連絡手段を減らすことも考えるべきです。

例えば、LINEで連絡を取り合っているならそれをやめて、電話だけで対応するなどです。

電話も出たくないときは無理に出ない、出る曜日や時間帯を決めておいて対応するのも、無駄なエネルギーを使わない対処方法です。

過干渉の度が過ぎる場合は、信頼できる相手に相談するのがおすすめです。

精神的に参るほどなら、メンタルクリニックに通うことも検討すべきでしょう。

カウンセラーは客観的にアドバイスをしてくれるので、精神面の健康を守るのに役立ちます。

親子問題に詳しい専門家に相談すると、距離の取り方や関わり方について学べたり、実践できるようになります。

身近に相談窓口がなくても、インターネットで相談できる相談先もありますから、相談してみたくなったら探してみましょう。

心理的な距離を取ることができると、物理的な距離が近くてもストレスを感じにくくなります。
ただ我慢には限界がありますし、無理をすれば体調を崩しかねないので、必要に応じて物理的にも距離を置くことが肝心です。

結婚は二人の新しい門出で、新たな家族を築く機会ですが、常に親の顔が浮かんだり、お伺いを立てなくてはと思う状況なのは間違いです。

本来、結婚は巣立ちであって、親は見守る役回りに徹し、子供の方から頼られる場合に力になるものです。

子供が望まないにも関わらず、向こうから過度なお節介をしてくるようであれば、自分や夫婦関係を守るためにも、これらの対処法で対処することが大事です。

過干渉だと精神疾患になりやすいのは本当? | 心の充電部屋 (utsubyou-kaizensuru.com)

2. まとめ

今回は結婚後も親の過干渉が続くことで、夫婦関係が悪化するケースがあります。

過干渉とは、子どもが大人になっても親が干渉しすぎることを指します。

例えば、子どもの結婚相手を選ぶことや、子どもの家庭内の問題に介入することなどが挙げられます。

過干渉は、夫婦関係に悪影響を与えるだけでなく、子どもの自立心や社会性を妨げることにもなります。子どもが自分で問題を解決する力を身につけることができなければ、社会での生活に支障をきたすことになるでしょう。

そこで、夫婦が適切な距離感を保ち、親との関係を築くことが大切です。まずは、夫婦で話し合い、どの程度の関わりが適切かを決めましょう。そして、そのルールを守り、親にも伝えましょう。

また、夫婦だけでなく、親にも自分たちの立場を理解してもらうことが必要です。親が子どもたちのことを思いやっているのは分かりますが、大人になった子どもたちは自分で判断し、自分の人生を歩むことができるようになっています。

適切な距離感を保ち、自立した大人としての生活を送ることができれば、夫婦関係も円滑になり、家族全体が幸せに暮らすことができるでしょう。