母親の方必見!過干渉にならないための3か条とは?

子育ては仕事や自身の人生設計とは異なるポイントが存在していますし、一人目の子供を育てる場合には母親としての子育ての仕方に特に意識が向きます。

渡部
こんにちは!うつ病改善コーチの渡部 啓二と申します。kei_watanabe1

意識が向く事として様々な事が存在している中でも突出しているのが過干渉であり、理由は自身が子供だった頃の経験が関係していたり、実際に起こる影響についてよく知られているためです。

渡部
過干渉は名称通り必要以上に子供に対して干渉して、まだ子供で大人とは異なりあらゆる物事が上手に行えない中で母親が助けるのは悪い事ではないものの、親が助ける必要が無い場面で助けたり求めていないのにも関わらず介入する事です。

また、身体を動かして助けてあげる事例の他には子供の考えや気持ちを思慮せずに口出しをしたり、母親が思っている通りに人生を歩ませようとする事も過干渉です。

よく似ている事として過保護がありますが過保護とは異なり、過保護の事例では要求する物事を抜かりなく与えたり努力をさせないで全てを代わりに行ってあげる事を指し、過干渉は子供が求めている通りにすべく過剰に助けてしまう事を指します。

母親が子供に対して必要以上にサポートをしたり思い通りにさせようとしないようにするには3か条が存在しています。

1. 子供が自ら物事を選ぶようにする事で過干渉を防ぐ

親が解決策や行うべき物事などを考えるのではなく子供に自発的に考えさせるようにしつつ、複数考えた選択肢の中から自身で選択させるようにしましょう。

大切なのは全く助けないのではなく、悩んでいる様子が見受けられた際にはアドバイスを行ったり相談を受けるようにする事であり、アドバイスを行ったり相談を受ける場合には大人としての考えを伝えつつも子供が自ら選択した意識を持てるようにする様子です。

母親は子供よりも長く生きているのに加えてこれまでに様々な経験をしてきているので、子供が決断した物事について心配になったり納得がいかない機会も珍しくないですが、選択をした結果が良好ではなかった場合には自らの選択により理想的な結果にならなかった場合でも現実を受け入れる気持ちが養われます。

2.じっくり見守るのも母親の仕事

過干渉の親に多いのが、子供が希望している事や行おうとしている事を先回りして先にやったり上手くできるように環境整備をする事ですが、大事なのは先回りをせずに子供が自分だけの力で行えるまでじっくりと見守る事です。

渡部
良かれと思って先に口出ししてしまう事が子供にとってストレスになる事もあると思います。

子供の中にも様々な性格の子が存在しているため、決めるまでに長い時間を要したり着手出来ない子も多く親はつい手出しをしてしまいたくなるものの、手出しをしたり口出しをすると自立心が養われなくなるので、じっくりと見守る事が大切な点の2つ目です。

親は子供の様子を見ていると様子などから希望している事が分かりますが、分かったとしても手出しをしたり口出しをせずに子供が発言できるようにしましょう。

渡部
自由に発言できる環境って大切ですよ!無理矢理途中で遮らないで聞き役になりましょう!

手出しや口出しを我慢して子供が発言するようにすれば自己主張が出来るようになったり、あらゆる物事を自らが考えて当事者意識が持てるようになります。

すぐに助けてあげないようにするのが重要ではありますが、助けを求めてきた時には速やかに助けられるように準備をしておくのが親の役目です。

3.過干渉にならないために子育てだけに意識を向けない

3か条における3つ目は母親が子育てだけに意識を向けないようにする事であり、特に一人目の子育てをしている場合は、初めての経験であるからこそ子供の事ばかりを考えてしまい過干渉になりやすいです。

我が子のために尽力している事を列挙するなど親が子に依存をする事例も珍しくなく、我が子のために尽力をしている気持ちになるとますます干渉気味になります。

我が子の存在は親にとって大切ですが、子育てのみに目が向いてしまわないように意識的に視野を広くもって過ごすのも重要です。

渡部
自分の時間を意識して作っておくのがオススメです。運動や趣味でリフレッシュするのが大切ですね!

仕事に尚一層汗を流すのも良いですし、意識的に自分が好きな物事を行ったり新たなる趣味を探して向き合ってみるのも良い方法であり、自身のために時間を使う機会を持つ事によって我が子と良い距離間が持てるようになるため、自分の子供ではあるものの他人であると客観視できるようになります。

親において我が子はとても大切な存在であるが故に、強く守ってあげたくなる気持ちが芽生えたり親心から積極的に口出しをしたくなるのは自然な事ではありますが、長い目で見るといつまでも親が子供の側に居て同じように守ってあげられるわけではありません。

子供は小学生や中学生、高校生や大学生などの段階を踏んで成長し大人になっていくのにつれて少しずつ親との距離が離れていきますし、社会人になれば本格的に独立して1人の大人として人生を歩むようになります。

大人として人生を歩むようになった時に円滑に社会で生活が出来るようにするには、まだ小さい頃から親が強く意識して干渉し過ぎないようにするのが大切です。

良い距離感を保ちつつ適切なタイミングでアドバイスやサポートをする事により子供も自分の子供に同じ子育てができるようになるのに加え、周囲の人達とも良好な人間関係が築けるようにもなります。

4.まとめ

今回は母親が過干渉にならないための3か条として挙げてみましたが、いかがだったでしょうか?

自分自身の過去を振り返った時に該当する面がいくつかあったと思い返しました。こちらが意識的に何かやろうとすると、否定から入ったりしてやろうとしてもやらせてもらえない事も多々ありました。母親の方にはある程度「見守る」という事も念頭においてほしいと思います。

幼児でもそこそこ色々考えるものだと思ってます。母親が口出しし過ぎるとストレスに感じて、その後の影響として積極性がなくなります。

子供が伸び伸びして、そして感情抑圧をしないよう話しやすい空気にしてあげる事も大切だと思います。